2011年11月6日(日)付


地域発展へ結束さらに 大町商議所青年部20周年
 大町商工会議所青年部(佐藤治会長・会員52人)はことし、設立20周年を迎えた。式典や講演、祝賀会など記念行事が5日、大町温泉郷黒部観光ホテルを会場に開かれた。会員や来賓など約150人が出席し、節目を祝い、さらなる地域経済発展へ結束を深めた。
 佐藤会長は「平成3年11月の設立以来、識見を高め、企業、地域の発展に取り組んできた。経済をめぐる課題は山積し、時代は様変わりしている。時代に対応するなか地域活性化など活動を進めていきたい」と強調した。
 式典に先立ち、経済ジャーナリストの財部誠一氏の記念講演会があった。同講演会は若手後継者等育成事業として行われ、財部さんは「これからの地域活性化〜新たな挑戦への視点〜」と題して講演した。
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11月の一覧
地域とともに90周年 池田工高で記念式典
 池田町の県立池田工業高校(春原武彦校長)で5日、創立90周年記念式典が開かれた。全校生徒や同窓生、地域住民ら約500人が出席し、長年にわたり学校運営を支えた功労者への感謝状贈呈などを通じ、節目を祝った。
 式典では町出身で長野日本大学高校野球部監督・中原英孝さんによる講演会や、県内各地で活躍する楽団によるコンサートを開催。生徒の資格取得や学力向上に向けた機材の購入など、記念事業の目録が、実行委員会から学校に贈られた。
同校からは地域への感謝を込め、建築科・機械科・定時制の生徒が共同で制作した、ベンチ9台を池田町と松川村、大町市に寄贈するという。
県大会で初勝利 中学生フットサル「トロバオ」 小谷村
 小谷村の中学生フットサルチーム「TROVAO(トロバオ)」はこのほど、県大会で公式戦初勝利を収めた。結成から4年を迎えたことし、地域ぐるみで続けたチームづくりの成果を発揮し、成長ぶりを見せている。
平成19年に県内初のフットサル専門チームとして設立。子どもたちの技術向上だけでなく、人間性の育成も指導のモットーに掲げる。OBの高校生や住民ボランティアがスタッフとなり、地元企業や保護者が活動費を支援するなど、地域に支えられた運営をしている。
現在、小谷・白馬両村の中学1年から3年生まで12人が所属し、週4日の練習に励んでいる。県大会では約20チームによるリーグ戦に挑戦。惜しくもベスト8入りを逃したものの、少ない人数と小柄な体格を補う、スピードやチームワークを生かしたプレーを見せた。
バレー指導試合形式で エプソン塩尻村上総監督 白馬村
 白馬村の「白馬総合型地域スポーツクラブ」と同村体育協会はこのほど、9人制実業団バレーボールチームの「エプソン塩尻」を率いる村上里志総監督を招き、白馬北小学校体育館で講習会を開いた。村内外の小中学生約80人が参加し、「見て、聞いて、楽しむ」をテーマに、楽しく元気が出る練習法を体験した。
 村上総監督は「個人競技のスポーツだと明確な結果が出せるが、バレーボールはチームプレーのため、ボールがつながらないと楽しさを体感することができない難しいスポーツ」と語り、面白さを伝えるために、最初から試合形式で指導した。
特製弁当プレゼント 小谷村社協 高齢者配食サービス
 小谷村社会福祉協議会はこのほど、村内の男性72歳、女性75歳以上の一人暮らしの高齢者を対象とした弁当配食サービスを実施した。高齢者の体に合った、栄養バランスを考えた食事の提供で、日ごろの食生活全体への注意を喚起するとともに、安否を確認したり、孤独感を緩和することも目的とする事業の一環。
 「食でお年寄りの活力を」を合言葉に活動している、村内の料理名人の女性有志が弁当を作り、10、11月の誕生月の高齢者宅へ宅配した。