2011年11月9日(水)付


地域民話や伝説 紙芝居で継承
小谷 女性ボラグループ「劇団・みてかし」
 小谷村の女性ボランティアグループ「劇団・みてかし」(千国礼子代表)の、地域に語り継がれる民話や伝説を紙芝居にして継承しようという活動が人気を呼んでいる。
 劇団・みてかしは、介護や教育の現場で注目されている紙芝居で、高齢者や子どもたちとコミュニケーションを深めていくねらいで、女性有志7人が集まり発足。
 村社会福祉協議会が介護予防事業の一環として、村内の65歳以上の高齢者を対象に村内の公民館を巡回して開く「悠々(ゆうゆう)くらぶ」で紙芝居の読み聞かせを行うほか、毎月学習会を開いている。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
活動通し親睦深める 大町スポ少 社会奉仕と交流会
 大町市スポーツ少年団(荒井一久本部長)は6日、市内少年団による社会奉仕活動と第27回交流会を市運動公園で開いた。5団体の小中学生ら約70人が参加し、公園内の清掃活動やレクリエーションなどを通じて、親睦を深めた。
交流会で行われた運動適正テストでは、団員たちが仲間とともに、立ち幅跳びや腕立て伏せの記録に挑戦、目標目指して力いっぱいジャンプし、計測結果に一喜一憂していた。
 荒井本部長は「団員たちたちが一堂に会する、年1回の貴重な機会。互いにスポーツの喜びを知り、心身を鍛えられれば」と話した。
「松川村民号」で東京見物 JR彩号運行100人参加
 JR東日本長野支社の団体専用列車「彩(いろどり)号」を利用した松川村民対象の東京ツアー「松川村民号」が6日、運行された。村民約100人が参加し、東京見物を楽しみながら、村民同士の親睦も深めた。
村民号は、村や観光協会など9団体が実行委員会となり、一昨年、同村が村制120周年を迎えたことを記念して企画。昨年秋の信州デスティネーションキャンペーンに向けた意識高揚や大糸線の利用促進につなげようと昨年初めて実施された。
地元ゆかりの音楽家集う ゆう浪漫・塩の道コンサート 池田松川
 大糸線ゆう浪漫委員会は6日、「ゆう浪漫・塩の道コンサートin池田松川」(大糸タイムス社など後援)を池田町の浄念寺で開いた。地元ゆかりの音楽家らが集い、プロならではの演奏と歌声で、来場者約80人をもてなした。
コンサートは地元出身・在住者のピアニストやバイオリニスト、歌手ら5人が出演した。オープニングの第1部では、住民有志らによる郷土の民謡や民話が披露され、会場を盛り上げた。
松川村出身のオペラ歌手・たぐちたみさんと、池田町出身のピアニスト・中島加恵さんは、地元の豊かな自然を盛り込んだ楽曲を披露。温かみがある歌詞と音楽のハーモニーに、来場者から大きな拍手が起こった。
神経系のトレーニング 競技力向上へCOT体験会
小谷 地域総合型スポーツクラブ
 小谷村の地域総合型スポーツクラブは6日、小谷小学校で「コーディネーショントレーニング(COT)体験会」を開いた。NPO法人日本コーディネーショントレーニング協会の理事・事務局長の菅野美津枝さんを講師に、親子で学ぶ実技体験と、指導者を対象とした講義が行われた。
 COTは旧東ドイツ生まれで、スポーツにおける脳や神経の動きに着目し、運動に必要なバランス・反応・リズム化・分化・定位・連結・変換といった7つの能力を脳で考え、体を動かす神経系のトレーニング。スポーツの競技力向上につながる新しい運動法として注目を集めている。
幸クラブ初優勝 大町ソフト連盟が総会
 大町市の大町ソフトボール連盟(島田剛志会長・20チーム)は6日、平成23年度総会と今シーズンの納会を大町温泉郷黒部観光ホテルで開いた。リーグ戦初優勝の幸クラブ(小池徳義監督)に優勝旗が手渡された。総会後の納会では今シーズンを振り返りながら親睦を深めた。
 総会で島田会長は、幸クラブの優勝と出場チーム、選手の健闘をたたえるとともに、やまびこ祭り参加、草刈り整備、大町アルプスマラソンなど、各種イベントへの協力やボランティア活動の労をねぎらった。