2011年11月10日(木)付


北ア北部消防署 火災警報器設置して 白馬村内で呼びかけ
 11月9日の「119番の日」に合わせ、北アルプス広域北部消防署(奥原一繁署長)は、火災予防啓発活動を白馬村内大型店舗で行った。署員自作のイラスト入りポケットティッシュを配り、住宅用火災警報器の設置や冬場の暖房への注意などを呼びかけた。
広域消防本部によると、警報器は平成21年6月から、すべての住宅への設置が義務付けられたものの、大北管内の普及率は23年9月現在で66lとなっている。住宅火災による死者ゼロを目指し、寝室や階段天井への設置を呼びかけている。
奥原署長は「警報器のおかげで人命が助かった事例がある。震災があったことしを防災元年とし、すべての災害被害を減らしていきたい」と話した。
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バザー売上金栄村に 明治安田生命大町営業所が寄付
 大町市仁科町の明治安田生命大町営業所(田浦俊克所長)は7日、チャリティーバザーの売上金9万6452円を、県北部地震で被災した栄村に寄付した。
田浦所長が大町合同庁舎を訪れ、長澤一男北安曇地方事務所長に託した。長澤地事所長は「貴重な志ありがたい。栄村にしっかり届けたい」と感謝を述べた。
 バザーは10月13日、営業所で実施。社員や協賛事業所が提供した日用品などを訪れた人たちが買い求め、売上全額を寄付に回した。同営業所では地域貢献の一環として毎年、バザーの売上金で福祉施設などが必要とする品物を購入し贈っている。ことしは震災があったことから、県内で被害に遭った栄村を支援することとした。
地域の味覚に舌鼓 おごっつぉ!おおまち食育ひろば
 大町市中央保健センターで6日、地産地消など食について理解を深めるイベント「おごっつぉ!おおまち食育ひろば」が開かれた。大町黒豚など大町特産食材の試食や親子料理教室など多彩な催しに多くの家族連れなどでにぎわった。
 試食コーナーには、しゃぶしゃぶやベーコンなど黒豚を使った料理が並び、特産として定着しつつある地域の味覚に関心が集まっていた。簡単料理コーナーや食事バランスを学ぶ展示などもあった。
 同イベントは、おおまち食育応援団や市地産地消実行委員会、大町中央飲食店組合などの協力を得て、昨年に引き続き2回目の開催。
ゆがみのない体づくり 松川村でピラティス体験
 松川村のすずの音ホールでこのほど、「かんたんピラティス体験」が開かれた。山梨県甲府市のマスタートレーナー・井かおりさんを講師に、村内外から参加した約60人が、腰痛や肩こりの予防・改善、体の引き締めなどに効果があるという体操を学んだ。
 教室は村体育協会のピラティス教室卒業生らでつくるサークルが主催。参加者はピラティスの歴史や呼吸法など基本から学び、体をねじる、姿勢を維持するなどゆっくりとした動作で、負担が少ない運動を体験していた。
伝統の餅つき体験 大町市 はなのき保育園
 大町市立はなのき保育園(伊藤孝江園長)は8日、同園開園以来の伝統行事餅つき体験を行った。
 園児129人が参加。「よいしょ! よいしょ!」のかけ声を受けて交代できねをふるい、応援に駆けつけた保護者や保育士サポーターが3升餅8臼を仕上げた。
 市内で米穀業を営む高木教男さんは、「孫がお世話になっているので駆けつけた。家庭ではなかなかできなくなったが、伝統行事を受け継いでほしい」と見守った。
選手ら決意表明 白馬スキークラブ団結式
 白馬村スキークラブ(太田敏彦会長)は8日、平成23年度団結式を村多目的ホールで開いた。クラブに所属する11団体の小中高生や、関係者ら約150人が出席し、シーズン中の選手の安全や活躍を祈願した。
各団体の代表者による決意表明で、白馬高校スキー部の篠ア健太主将(17)は「ことしは基礎から鍛え、インターハイの総合優勝を目指してきました。支えてくれる大勢の人や、すばらしい環境でトレーニングできることに感謝し、チーム一丸となって努力します」と意気込みを述べた。
会場ではクラブ員が、寄せ書きに今シーズンの決意を書き込み、「目指せ世界大会」「K点を越える」など、スキーのメッカで育った選手ならではの目標が並んだ。寄せ書きは来シーズンまでの1年間、村役場ロビーに掲示される。