2011年11月13日(日)付


おやつ作りで介護予防 小谷村の悠々くらぶ
 小谷村社会福祉協議会が、村の介護予防事業の一環として地域の公民館を巡回して開いている「悠々(ゆうゆう)くらぶ」が10日、来馬公民館で開かれた。「認知症予防」をテーマに、健康体操や簡単なおやつ作りで介護予防に理解を深めた。
 おやつはおからを使った「おからもち」を紹介。おからに牛乳や調味料を混ぜて平たく丸めて焼き、あべかわもち風に味付けした。おからは血流を良くし、健康効果も高いとされる食品。「おやつ感覚で気軽に食べられて美味しい」と好評だった。
 女性ボランティアグループ「劇団・みてかし」による小谷の民話の人形劇上演も行われた。方言がふんだんに盛り込まれた、地域にちなんだ民話は「懐かしく面白い」と、親近感もひときわ増したようすだった。
エアロビで運動不足解消 大北PTA連母親委が研修会 大町市
 大北PTA連合会母親委員会(長田るり子委員長)の本年度前期研修会は9日、大町市のサン・アルプス大町で開き、フィットネスインストラクターの相澤百合さん=白馬村=がエアロビクスや健康ストレッチを紹介した。
大北地域各小中学校の保護者約100人が参加。軽快な音楽にのりながら全身運動に挑戦した。ステップを踏みながら前後に移動し、腕や手の動作を連動させながら記憶力や集中力向上にもつながる運動を行った。
元気にたすきつなぐ 常盤少年駅伝競走大会
 大町市の常盤公民館と常盤地区子ども会育成協議会はこのほど、第29回常盤少年駅伝競走大会(勝野忠次大会長)を一本木神社をスタート地点に開いた。地域の子どもたちやオープン参加の大人たち10チーム110人が参加し、元気にたすきをつないだ。
 コースは一本木神社から須沼、西山、木中、清水、泉とまわり、常盤公民館まで地区を一周する9区間合計19・4`。元気に駆ける子どもたちの姿に、地域の住民から声援が送られた。
陸上が盛んな同地区で競技の振興や選手育成を図ろうと昭和58年から始まった大会。子どもを中心に、オープン参加も含め幅広く走る大会として地域に親しまれている。
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11月の一覧
自分の木℃穫楽しむ 松川村リンゴオーナー
 松川村観光協会のリンゴの木オーナー制度に登録した、全国のオーナーたちによる収穫が12、13の両日、村内6か所のリンゴ農園で行われた。全国各地から登録した約200人が同村を訪れ、赤く色づいたサンフジを収穫し、秋の味わいを手にした。
リンゴオーナー制度は上質なリンゴを味わって村を訪れてもらい、観光活性につなげようと平成14年から行われている。関東や中京圏のオーナーが中心。ことしは、やや小ぶりだが、糖度がのった甘いリンゴに仕上がっているという。
目標タイム目指し力走 大町北小でロードレース
 大町市の大町北小学校(金井伝校長・児童447人)は毎年この時期に、全校児童が取り組む「スマイルマラソン」の成果を試すロードレースを実施している。それぞれ学年ごとに距離を決め、個人タイム更新など目標に取り組んでいる。
初日は低学年で、1年生1`、2年生1・5`、3年生2`のコースに挑戦した。保護者らの「がんばれ、もう少し」といった温かい声援を受けながら校庭のトラックを回り、校舎周辺を力走した。
地域資源の意義学ぶ 大町西小6年 黒部ダム見学
 大町市の大町西小学校6年1組児童32人は11日、黒部ダムやトロリーバスを見学した。総合的な学習の時間で、ダム建設の歴史や意義を学び、地域の大きな観光資源に触れた。
児童たちは扇沢総合案内センターで開かれているドラマ「黒部の太陽」と「くろよん建設」の記録展を見学。パネルやビデオで、戦後の大きな電力需要に応えて作られた意義や、関電トンネル掘削の苦労などを学んだ。
扇沢駅では、トロリーバスの整備状況を見学。バッテリーや下部のモーターなどのしくみを見学し、40年にわたり無事故で運転している無軌条電車の価値を聞いた。ダムはあいにくの雨模様だったが、展望台や普段は入れない管理所を見学した。