2011年11月15日(火)付


備え強化で「減災」へ 白馬おたり防災訓練 山崎登氏が講演
 白馬村、小谷村、白馬小谷防火管理者協議会(田中庄左エ門会長)は13日、平成23年度大北北部地震総合防災訓練として、防災講演会を白馬村のウイング21で開いた。大町市出身の山崎登・NHK解説副委員長らを講師に、被災地の現場取材の経験を通じ、防災対策のあり方を学んだ。
山崎氏は「地域の防災に求められること」と題し、東日本大震災や阪神淡路大震災などの被災地の取材から得た教訓を話した。
結成40周年節目演奏会 ニュー・スリー・シャープス 安曇野市で
 池田町や大町市など、大北の社会人音楽愛好家でつくるジャズバンド「ニュー・スリー・シャープス・オーケストラ」(井口忠彦バンドマスター)は13日、結成40周年記念定期演奏会を安曇野市豊科公民館で開いた。節目の演奏に、会場を埋めた約500人の観客から大きな拍手が送られた。
第1部は総勢20人のビッグバンド編成で、スイングジャズを中心に「オネスティ」「オール・オブ・ミー」などの名曲を演奏した。第2部ではスペシャルゲストにマンボミュージシャンのパラダイス山元さんを招き、東京パノラママンボボーイズの曲で会場を盛り上げた。クライマックスの「ダイナマイトマンボ」では、パーカッション隊がアフロヘアーの仮装で歌い踊り、輝くロケット型のコンガをたたくパラダイス山元さんとマンボのリズムで会場を沸かせた。
地元産材で「マリアージュ」 大町と立川の食材を楽しむ会
 大町市地産地消推進事業実行委員会(降旗隆男委員長)と大町市は13日、「大町と立川の食材を楽しむ会」を同市日向山のくろよんロイヤルホテルで開いた。東京都立川市との姉妹都市締結20年の節目に、両市の地域産食材の「マリアージュ」を味わった。
大町の黒豚やジャンボニンニク、立川の野菜など両市の食材をふんだんに使い、同ホテルのシェフが腕によりをかけたフレンチのコース料理や日本酒・ワインなどの地酒が並び、訪れた約70人は地元の味に舌鼓を打った。立川市からも市関係者や生産者が訪問。両市の生産者による食材紹介や物産ブースも並び、消費者と生産者が交流を深めた。
一体感の力競い合う 小谷村長杯綱引き大会
 小谷村公民館と村体育協会主催の「村長杯争奪綱引き大会・秋の陣」が11日、小谷小学校体育館で開かれた。村民の運動不足解消と地域の親ぼくをはかろうと、毎年春と秋の2回行われている。
 職場や地区のスポーツ愛好仲間などで編成した一般男子の部に9チーム、一般女子の部に4チーム、小学生の部に4チームの3部門に分かれ、リーグ戦とトーナメント方式で優勝めざして力を競い合った。
 参加者は「自分の力がチームの力になる、集団の一体感を体感できるのが綱引きの魅力」と話し、人の配置や力を入れるタイミングなど、細かな戦略を練り試合に臨んだ。圧倒的勝利や時間いっぱいの僅差の勝負まで、手に汗握る攻防が繰り広げられた。
北京で白馬、小谷PR スキーの効果的誘客でトップセールス
  白馬村の窪田徳右衛門副村長と小谷村の荻澤隆副村長は5日から9日まで、中国北京で観光PRを行った。県の冬季観光プロモーションの一環で、阿部守一知事とともに地元観光のトップセールスを行い、北アルプス山麓へのインバウンドを図った。
参加者は県内の観光事業者や自治体関係者など50人。両村からは地元の宿泊業者やスキー場関係者11人が訪中、効果的な誘客に生かそうと、村幹部が初めて参加した。
期間中、中国国内の旅行会社やスキークラブなどとの商談会に臨み、日本の良質な雪と宿泊施設、豊かな自然環境を生かしたアウトドアの魅力をアピールした。屋内スキー場などリゾート施設の視察も盛り込み、現地の観光業への理解も深めた。
大町の伝統食に触れる 上田市の城南公民館 食改と交流
 上田市の城南公民館は14日、県内各地の郷土食を学ぶ「信州の郷土料理を訪ねて」事業で大町市を訪れ、大町市食生活改善推進員(傘木知子会長)と市保健センターで交流した。えごや凍りもち、おやきづくりなどを通し、大町の伝統食に触れた。
上田市からは31人、大町の食改からは7人が参加。班ごとに分かれ、食改会員が作り方を指導し、海藻を原料にしたえごのネギみそ添えや凍りもち団子、かぼちゃと野沢菜のおやきなどを作った。試食会で交流し、地域の食の情報を交換しながら大町の味を味わった。
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