2011年11月20日(日)付


身近にできるエコライフ タンテの会 白馬村 リサイクルバザー
 白馬村の女性有志でつくる「タンテの会」は17日、同村役場多目的ホールで「リサイクルバザー」を開いた。
 家庭で眠っている使わなくなった品を、必要な人に安価で提供し再利用してもらうことで、地球環境を守ることに役立てる催し。
会場には衣料品や地域の特産品、手作り食品など多彩な品物が並び、早朝から大勢の来場者でにぎわった。来場者の一人は「もったいないと思う気持ちはこんなすてきな輪になるんですね」と話し、商品を吟味しながら気に入った品物を買い求めていた。
卓球 白熱のラリー戦 大北小中大会 池田町で
 大北卓球連盟(百瀬清会長)主催の第16回大北地区小中学生卓球大会が19日、池田町総合体育館で開かれた。卓球部の中学生を中心に約100人が参加し、日ごろの練習の成果を発揮、白熱したラリー戦を展開した。
 小学生1〜3年から高校生以上女子まで12部で、いずれもシングルスで行われた。11点先取5セットマッチで争われた。スピンの効いた鋭いサーブや力強いスマッシュを決めるたび応援に駆けつけた仲間や保護者からは歓声があがっていた。
アヤメ染め¥、品化 信濃大町研究会が初作業

 大町市でアヤメを用いた草木染の商品化を目指す、信濃大町草木染研究会(猪又毅会長)は18日、Tシャツなど縫製製品への初めての染色作業を同会事務所で行った。衣料専門家のアドバイスを受けながら大町ならではの商品確立を目指す。
復興支援交流大町で 福島の2チーム招待 高校女子サッカー
 「高校女子サッカー復興支援交流会in大町」(同実行委員会主催)が19日から2日間の日程で始まった。福島第一原発から半径20`圏内の「警戒区域」に位置する福島県強豪の富岡高校女子サッカー部と福島県選抜チームを招待。原発事故の影響で恵まれない練習環境にあるサッカー少女のために、来年のインターハイ会場となる市運動公園サッカー場を開放した。初日はあいにくの雨模様となったが、地元チームと練習をともにし友情を育んだ。
雨の荷ぐるま市にぎわう 「えびす講」福さがせラリーも
大町市八日町・塩の道博物館通りを歩行者天国にして19日、「第6回信濃おおまち楽市楽座 荷ぐるま市」が開催された。雨の中、午前10時の開会からにぎわいをみせた。
大町市中心市街地の活性化に取り組む「大町まちづくり協議会」(佐藤悟会長、事務局=大町商工会議所内)が主催。ことし5回にわたって商工会議所駐車場で行った「荷ぐるま市」の集大成として初めて会場を移し、歩行者天国を実施して開催した。過去最多の29軒が出店、市立大町西小学校の3、4年生が大町産の野菜やおおまち黒豚を販売する店も登場し、呼び込みの元気な声が会場に響いた。
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11月の一覧
大町の湿原や街道歩く 小谷村 今期最後の里山紀行
 小谷村公民館の成人教室「里山紀行」の、本年度最後の学習会がこのほど行われた。村から一歩飛び出し、歴史文化に詳しい同村の田中省三さんの案内で、大町の居谷里湿原と大町峰街道を歩いた。
 大町峰街道は、かつて白馬・大町方面から善光寺を目指した旅人の古道・善光寺峰街道の別称。大きく三筋ある古道の中で、古くから利用されていたという、大町側の湯の海地区から尼子山のすそ野、竹ノ川に至る尾根筋を歩いた。
 道中は善光寺、大町峰街道を利用する旅人の人改めと物資改めを行った松代藩の番所だった立屋口留番所跡や、縄文遺跡など、古代から近世に至るまでの貴重な史跡が残されている。
 NHKドラマの数々のシーンを彩った中山高原、県天然記念物に指定された居谷里湿原では、晩秋の風情に近づく冬を体感していた。