2011年11月24日付

地域に活力　〝道一筋に〟　勤労感謝の日　大町で褒賞、表彰式
　平成23年度大町市技能・農業功労者褒賞、大町市優良建設工事表彰式が「勤労感謝の日」の23日、大北農協会館アプロードで開かれた。道一筋に地域産業発展など尽力した技能功労者15氏、農業功労者３氏に褒賞、優良建設工事を行った４事業所を表彰した。
　牛越徹市長は「みなさまのご努力に深く敬意と感謝を表する。これまで培われてきた技術などは大きな力として、『協働のまちづくり』には欠かせず、地域に活力を生みだすと確信している。新たな出発として地域発展のため引き続き尽力を」と感謝のことばを述べた。

発展に尽力　功績讃える　池田町公民館で表彰式
　池田町の発展に尽力した功績者や技能功労者褒賞の表彰式が23日、町公民館で開かれた。長年、町内のさまざまな分野で活躍してきた、３氏を表彰、１氏に感謝状を贈り、７氏に褒賞を授与した。
勝山隆之町長は賞状や記念品手渡し「多年にわたる優れた功績で尽力していただいたみなさんは町民の鏡。今後も町の発展のため、協力をお願いしたい」と受賞者の功績をたたえた。

白馬にジャズの調べ　蓼科高チャリティーコンサート
　白馬村のウイング21ホールで20日、県立蓼科高校ジャズクラブによるチャリティーコンサートが開かれた。青少年育成活動の一環として、白馬ロータリークラブが主催。村内外から多数の聴衆が訪れ、サックスやトランペットの調べに酔いしれた。
　同クラブは映画「スウィングガールズ」のモデル校の一つとなったことで注目を集めている。高校生のクラブ活動としては県内唯一のジャズクラブ。現役高校生とＯＧらがジャズの親しみやすいスタンダード曲からアニメソング、歌謡曲まで幅広いレパートリーで演奏。格式や形式にとらわれない、肩ひじはらない演奏に聴衆は手拍子を打ったり口ずさんだりして楽しんでいた。

〝見・聞・食〟で異国情緒体感　小谷でスコットランドフェス
　小谷村のホテルグリーンプラザ白馬で19、20の両日「スコットランドフェスティバル２０１１」が開かれた。スコットランドの音楽や民族舞踊、特産が楽しめるイベントが多数催され、多数の来場者が異国情緒を存分に体感した。
　夏場の集客につなげようと、同施設が毎年企画している。ことしは東日本大震災の影響で一時は自粛ムードとなったが「こんな時だからこそ日本の元気を世界へ」と、関係者の熱意で復興イベントとして実施した。
　本場スコットランドから、民族楽器・バグパイプを演奏するバグパイプバンドや伝統のハイランドダンスのダンスチームが来日。タータンチェックやキルトのあでやかな民族衣装をまとい、荘厳で力強い音色をバックに、軽やかなダンスを披露した。

新園舎にお年寄り招き交流　松川　南保育園児とゆうあい館利用者
　松川村福祉プラザゆうあい館の介護予防デイサービス利用者のお年寄りと松川南保育園（北村弥生園長）の園児との交流会が22日、同園で行われた。園児たちが楽器の演奏や遊びを披露したり、一緒に給食を食べて楽しいひと時を過ごした。
これまでは園児がゆうあい館を訪れていたが、新しくなった園舎で子どもたちから元気をもらい楽しく過ごしてもらおうと初めて企画。
園児たちは利用者４人を出迎え、発表会に向けて練習している「小さな世界」の楽器演奏を披露。各教室では、粘土工作やあやとり、折り紙など普段している遊びを見せて利用者を喜ばせた。「おばあちゃんもやってみて」と折り方を互いに教えあったり、利用者も粘土を丸め子どもたちの遊びを体験した。保育園の給食も一緒に味わった。

受け継がれてきた味　評価　JA小谷　漬物で県知事賞
　小谷村のＪＡ大北山菜加工場が製造している「山うど木の葉漬」がこのほど、平成23年度長野県園芸特産振興展（長野県・長野県園芸特産振興展推進協議会主催）の漬物類の部で長野県知事賞を受賞した。
　全県下で生産される農産物などの品評会で、園芸加工品類、漬物類、鉢花類、寒天、果物の５部門で実施されている。県下各地から計８５２点の出品があり、漬物部門では２２１点の出品の中から選ばれた。
　第１次審査で品質・品位を、第２次審査で消費者ニーズへの対応と市場性、経済性などについて厳正な審査が行われた。