大北スキーシーズン幕開け 白馬五竜と47 初滑り楽しむ
 大北地域のスキー場のトップを切って26日、白馬村の白馬五竜スキー場と白馬47スキー場が今季の営業を始め、北アルプス山ろくのスキーシーズンが幕開けした。11月にスキー場がオープンするのは3年ぶり。
 ことしは早くから順調な降雪に恵まれ、昨年より2週間も早いオープンとなった。待ちかねたスキーヤーやスノーボーダーらが早朝から多数訪れ、パウダースノーの天然雪で初滑りを楽しんでいる。
育てたホタルの幼虫放流 大町北小3年生 農具川に
 大町北小(金井伝校長)の3年2組児童25人は25日、大町市北山田町下の農具川横堰(せぎ)「ホタルの水路」でホタルの幼虫を放流した。
 同堰は農具川環境美化委員会(今井賢会長)が浄化に取り組み、ホタルやホタルのエサとなるカワニナが生息できるよう、水量をこまめに調整できる設備を整え、今ではカワニナが数千匹にまで増えているという。
 同校では総合的な学習の一環として、栽培環境教育担当の高橋竜平教諭(25)が担任する3年2組が、今年初めて教室に水槽を据え、10月初めから1か月半、220匹ほどの幼虫の飼育に取り組み、生育の良い90匹ほどを放流した。
イルミで明るく出迎え 12月2日から白馬駅前に
 白馬村の白馬町活性化推進委員会(新沢恵委員長)は12月2日から、JR白馬駅前ロータリーで、2万球を超えるイルミネーションを点灯する。東日本大震災や不景気で曇りがちな地域を、玄関口から明るくしようと、住民主体の町づくりに挑んだ。
イルミネーションはロータリーの中央花壇と周囲のプランターに設置。花壇中央のケヤキからは放射状にのび、トナカイをモチーフにした電飾が周囲を飾る。4月上旬まで毎日、午後5時から最終電車が駅に到着する10時半ころまで点灯する。
米粉うどんで消費拡大 金の鈴生産組合が感謝祭 池田
 池田町の金の鈴生産組合は25日、同町のスペース・ゼロで秋の収穫感謝祭を開いた。町内で収穫されたさまざまな野菜が並ぶとともに、新米おにぎりやうどんのサービスもあり、近隣住民などが訪れにぎわった。
店頭には地元産の新米コシヒカリやハクサイなどのほか、ルバーブやスティックセニョールなど珍しい野菜が並んだ。日本のコメの消費量が減っているなか、消費を促進しようと、会員らがかまど炊きした町内産新米を使ったおにぎりと、地元野菜をふんだんに使った玄米粉うどんが来場者に振る舞われた。
冬仕様 小谷「たりたり」登場 長野駅前でスキー100周年PR
 小谷村のマスコットキャラクター「たりたり」の冬バージョンの着ぐるみが23日、長野市のJR長野駅で行われたスキー100周年のイベントでお披露目された。白馬山ろくエリアの代表として、県内他地域スキー場のマスコットキャラクターとともに、日本のスキーの節目をPRした。
新登場した「たりたり」は、このほど新調した黒の基本色に続き、青いボーダー(横じま模様)の「冬」バージョン。県の「アルクマ」や他エリアのキャラクターとともに愛想を振りまき、JR長野駅を訪れた子どもたちや家族連れに人気で、握手や記念写真を迫られていた。
イベントでは、当時のスキーウエアや日本のスキーの歴史、各スキー場のPRパネルなどが展示され、来場者の目を引いていた。
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11月の一覧
自販機売上金から維持費 ぽかぽかランドにAED
 大町市美麻青具の温泉施設・ぽかぽかランド美麻に25日、AED(自動体外式除細動器)が設置された。ダイドードリンコ鰍フ協賛で、清涼飲料水の自動販売機の売上額から維持費・更新費用をまかなう方式で導入。同日、従業員向けの使用講習会が開かれた。
AED設置の約40万円ほどの価格を、ダイドードリンコが負担。数年ごとに電池交換などのメンテが必要だが、店内の自動販売機の売り上げの中から更新費をまかなう方式をとった。同方式は大北では小谷村中土交流センター、県内では主に事業所を中心に数か所で導入されているという。
契約は自販機の契約の中で自動更新され、担当者が変わっても長くサポートできる体制。講習会も行い、非常時にきちんと使える体制も含めて手配した。店内の自販機には、「ドリンクで助かる命がある」と売り上げからAEDの維持管理を表示。来客にも救命をアピールしている。

2011年11月27日(日)付