災害から地域守る体制を 大町出身の高橋さん講演 大町市は27日、防災講演会を市文化会館で開き、同市出身で総務省消防庁国民保護・防災部防災課の高橋哲郎応急対策室長を講師に、「災害に強いまちづくり」について学んだ。東日本大震災などの事例をもとに、安心なまちをつくるための自分たちの地域を守る体制作りの大切さを理解した。 |
「仲間と野球でき感謝」 松川村 北安南リトルシニア卒団式 松川村の中学生硬式野球チーム「北安南リトルシニア」(久保田稔会長)の第3期生の卒団式が27日、松川村のすずの音ホールで行われた。安曇野市明科や生坂村から通って練習に打ち込んだ3人が卒団。後輩たちから今後の活躍を祝福された。 同チームは、池田町、松川村の中学生で5年前に発足。卒団する3人は3年前に少人数化でチーム維持が難しくなった際に、両町村外から入団した。松川村馬羅尾高原のグラウンドを拠点に活動している。来年度からは池田町、同村の中学生15人で活動する。 |
映画「岳」を上映 文化会館の大画面で 大町青年会議所 大町青年会議所は26日、大町市内でも撮影が行われ、大町きらりシネマ第1号作品の映画「岳 −ガク−」の上映会を大町市文化会館で開いた。昼、夜の上映あわせて近隣から800人あまりが来場。大町から望める北アルプスの山々の風景など、映画を楽しんだ。 同映画は、北アルプスを舞台に山の厳しさや山岳救助を通して登山者との交流を描いたヒット作で、北アルプスの美しさや山岳救助隊の活動、人と人とのつながりが見どころ。大町市内では大町山岳博物館や大町北小学校もロケ地として使われ、児童らがエキストラとして出演した。 映画中に北アルプスの山々が映ると、会場からは「きれい」などと声があがり、来場者は食い入るように画面を見つめていた。 |
エイズ予防呼びかけ 大町市で啓発キャンペーン 12月1日の「世界エイズデー」に向け、大町保健福祉事務所(塚田昌大所長)は25日、大町市旭町のザ・ビッグ信濃大町店入り口で、啓発キャンペーンを実施した。 同事務所健康づくり支援課(石澤誠課長)の職員3人が世界エイズデーの法被をまとい、「エイズは予防できます。正しい知識と早期検査が大切です」などと書かれたポケットティッシュを通行人に配り、エイズ予防を呼びかけた。 |
大カエデの子孫後世に 池田町観光協が種採取 池田町観光協会は25日、大峰高原の「七色大カエデ」の種の採取作業を行った。池田町の名所を身近に感じて親しんでもらおうと、証明書付きの苗木にして販売したり、町民や観光客に種のプレゼントなどを計画。大カエデの子孫を後世に残す。 乾燥していない状態の良い種をとるため、大カエデの下にブルーシートを敷き、同協会職員や町職員ら4人が枝を揺らして種をとった。 |
冬の風物詩お菜洗い¢フ験 大町温泉郷 首都圏から交流ツアー 大町市の「信濃大町お葉漬け隊(曽根原叶子代表)」は26、27日、お菜洗いツアーを開催し、首都圏から大町市を訪れたツアー客が、野沢菜の収穫から漬け込みまでを体験した。初冬の風物詩の漬物作業を通じ、体験観光商品に結び付けた初の取り組み。 農協観光の体験を通じ現地住民とのふれあいをはぐくむツアーの一環として募集。東京都や近隣から18人が参加した。ツアーは1泊2日の日程で、野沢菜畑での収穫やお菜洗い、漬け込みを体験した。 |
2011年11月29日(火)付
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