患者の不安軽減に 北部消防署 救急車内で音楽再生 北アルプス広域消防本部は平成24年1月から3月まで、北部消防署(奥原一繁署長)の救急車1台に、音楽の再生機器を試験的に設置する。病院までの距離が遠い白馬・小谷地域からの救急搬送中、車内で「癒やしの音楽」を流し、患者や同伴者のストレス軽減を図る、県内初の試みだ。 北ア消防本部は、スキーや雪による事故などでけが人が増加する、冬場の3か月を試験期間に設定。穏やかで親しみやすいオルゴール曲10〜20曲を選び、車両後部に設置したポータブル再生機から流す。利用者の感想を聞き取り、車両の本格整備を含めて正式採用を検討する。 |
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リーダー研修今後に生かす 大町市 子ども会育成連絡協が修了式 大町市子ども会育成連絡協議会(柳澤英幸会長)はこのほど、第6回リーダー研修会と第7回ジュニア・シニアリーダー研修会を平公民館で開いた。年間活動のまとめと反省会を開き、本年度の修了式を行った。 先立って参加した大北地方子ども会育成フォーラムでは他の地域の活動事例を聞きながら、地区行事などの活動につなげた。子どもが中心となり進める伝統行事もあれば、少子化や子どもの生活環境の変化により、おとなのサポートがなければ活動できない地域がある事例発表があった。 |
AED導入し安全性向上 大町市 原山木材が救命講習 AED(自動体外式除細動器)導入で職場の安全性向上を目指す、大町市常盤の原山木材(原山久社長)は28日、下請け関係者を含む12人が北アルプス広域大町消防署(伊藤和實署長)で行われた救命講習を受講した。 |
湿原植物の不思議 大町山博で企画展 大町市立大町山岳博物館(宮野典夫館長)で12月18日まで、企画展「くさばなの一生 湿原で見られる植物の生活史 −その営みとなぞにせまる!−」が開かれている。大北地域の湿原で見られる植物10種類を約3年間かけ研究、くさばなの不思議に迫る研究の集大成。 生活圏にあるが、なかなか目にすることのない湿原の植物を同館学芸員と同館友の会会員が、開花までを写真撮影で追ったり、細部まで根気良く研究。湿原の現状や課題、特徴などを解説した。 |
白馬 花で彩り地域貢献 松本しんきん信白会 ガーデニングコンテスト表彰式 白馬村の「松本しんきん信白会」(中村茂会長)主催による、平成23年度ガーデニングコンテストの入賞者がこのほど決まり、29日に松本信用金庫白馬支店で表彰式が行われた。 同支店の支援者らでつくる同会が、地域を花で彩り、活性化を図る社会貢献活動の一環として、地域の花愛好家の奨励を目的に毎年実施。ことしも個人や団体から多数の応募があった。花で観光客らを歓迎する「白馬Alps花三昧(ざんまい)」の期間に合わせて5月から10月末まで、同会のガーデニング経営研究委員会が厳正に審査。5つの個人や団体に表彰状と記念品が授与された。 いずれの受賞者も、総合的美感度のみならず、白馬の自然をアピールし、観光活性化に貢献している点が高い評価を受けた。 中村会長は「ガーデニングでこぞって白馬を明るくするような気持ちで頑張ってください」と激励の言葉を送った。 |
2011年12月1日(木)付