体験聞き進路に生かす 白馬高 企業招き総合学習
 白馬村の白馬高校で30日、1年生の総合的学習の一環として「地域で働く人の話を聞く」と題した授業が行われた。白馬や近隣市町村で活躍するさまざまな業種の企業から実体験に即した仕事や生き方を聞くことで、生徒の視野を広げ進路を考える機会にと、毎年実施している。
 小谷村の今井工務店工務部次長の宮本浩幸さん、姫川砂防事務所砂防課砂防第二係の丸山尊さん、新潟県糸魚川市の笠原建設の渡辺智美さんらが来校し、仕事に就いたきっかけややりがい、体験談など幅広く講義を行った。
トップページ
12月の一覧

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

犯罪多発の年末警戒 大町署と安曇野署 防犯パトロール出発式
犯罪が多発する年末を前に、1日から「年末特別警戒」が始まり、同日、大町署や安曇野署で防犯パトロールの出発式が行われた。31日まで、地域巡回や広報活動で、地域住民の安全を守っていく。
大町署(池田幸市署長)と大北防犯協会連合会(会長=牛越徹大町市長)合同の防犯パトロール出発式は同署で開いた。大北地域5市町村から青色回転灯パトロールカーやパトカー約20台が集合。防犯協会員や同署員ら約30人が地域巡回や住民への防犯啓発に出発し、警戒を呼びかけた。
エコキャップ回収で感謝状 美麻小中「みんなの役に」
推進協と三井生命長野支社

 世界の子どもたちにポリオワクチンを送る活動を行うNPO法人エコキャップ推進協議会(横浜市)と三井生命長野支社(松本市)は30日、エコキャップの回収に取り組む大町市の美麻小中学校(山浦和彦校長)に、連名で感謝状を贈った。
 同キャンペーンに協賛している三井生命長野支社の藤本淳副支社長と鷲沢香さんが同校を訪れ、キャップ回収の中心となった児童会に感謝状を手渡した。
 同校は3年前からエコキャップの回収を行っているが、三井生命を通しての協力は今回が初めてで、約2800個、約60`分を回収した。ポリオワクチン30本分に相当する。
無事故とにぎわい 白馬岩岳観光協が祈願祭
白馬村の白馬岩岳観光協会(矢口公勝会長)は1日、スキーシーズンの安全祈願祭と雪ごいを、地区内の「白馬山大日如来像」前で行った。地元の旅館組合やスキースクール、索道事業などから関係者約30人が出席し、シーズン中の無事故とにぎわいを願った。
同観光協会によると、白馬岩岳スノーフィールドでは、昨シーズンの入り込みが12万人余りと、東日本大震災に伴う大会の中止や団体客のキャンセルなどにより、例年と比べて約2万人落ち込んだ。ことしは12月17日にオープン予定。長野県へのスキー伝来100周年を追い風にV字回復を目指し、16万人以上を目標に掲げている。
茶の湯や生け花人気 NPO法人健学塾の教室

 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)が同塾の管理する、白馬町の交流施設「あいんち」で開いている茶の湯や生け花教室が人気を集めている。
 伝統文化にふれ、心の安らぎと癒やし、季節の情緒を感じてもらいながら、高齢者の社会的孤立感の解消につなげようと企画。仲間づくりの輪を広げている。
復興願い被災地へ義援金 チャリティーダンス参加費託す
大糸タイムス友の会
 大糸タイムス友の会(坂中正男会長)は1日、東日本大震災被災地への義援金として5万円を大町市に託した。友の会が10月末に開催したチャリティー・ダンスパーティーでの参加費全額を充てた。
 チャリティー・ダンスパーティーは、友の会スポーツ健康委員会(柴田賢治委員長)が企画し、ことしで4回目を迎えた。例年は参加費の全額を市社会福祉協議会へ寄付していたが、3月の東日本大震災を受け、ことしは被災地への義援金に充てることを決めた。

2011年12月2日(金)付