収益金を被災地支援に 吹奏楽団「山の音楽家」寄付 白馬
白馬・小谷両村を中心に活動する、吹奏楽団「山の音楽家」(平澤英治団長)は2日、東日本大震災と県北部地震被災地への義援金16万9843円を、白馬村社会福祉協議会に託した。演奏を被災地支援に生かそうと、定期演奏会のチケット売り上げから経費を除き、全額を寄付に充てた。
 楽団は例年、チャリティーコンサートとして定期演奏会を開き、社会福祉向上のため、収益を両村社協へ寄付してきた。ことしは第24回演奏会を11月に白馬ウイング21で開催。「上を向いて歩こう」をテーマに、映画音楽やクラシックなど、多彩な楽曲を来場者約350人に披露した。
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12月の一覧
本物の音色 元気な歌声 大町幼稚園にグランドピアノ寄贈
 大町市東町の大町幼稚園(関英晴園長)にこのほど、関園長の友人で木祖村在住の野口宏子さんから赤色のグランドピアノが寄贈された。宏子さんの夫の故・藤三郎さんが生前大切にしていた物で、弾き手を亡くした今「幼稚園が必要とし、役立てていただけるのなら」と贈った。
ピアノは大切に保存され、46年前の物とは思えないほど状態も良く、美しい音色を奏でる。お披露目式では野口さんを迎えての教諭の伴奏に合わせ子どもたちのかわいらしく元気な歌声があふれている。
北信越大会へ出場報告 松川村 小学生インドアソフトテニス
 第13回北信越小学生インドアソフトテニス大会(3、4日・石川県)に出場する松川村内の小学生選手14人が1日、村役場を訪れ、奥野勝久副村長に大会出場を報告した。
選手らは社会体育の「あづみ松川インドアテニス」に所属。いずれも先日行われた「第3回長野県ルーセント杯ジュニアソフトテニス大会兼北信越小学生インドアソフトテニス大会長野県予選会」に出場し、好成績を残して北信越大会へ出場を決めた。
安曇野の四季表現 松川村 ちごちごクラブ写真展
 松川村の写真同好会・ちごちごフォトクラブの写真展が6日まで、村すずの音ホールで開かれている。同クラブで指導を行う写真家の渡辺尚省さん(71)=北細野=らメンバー5人の作品35点が展示されている。地元小学生の稲刈り体験の様子など題材に安曇野の四季を表現した作品が会場を飾り、来場者の目を引き付けている。
 過去1年ほどの間に撮りためたなかから厳選した5点をそれぞれ出品した。渡辺さんの作品は15点。慣れない作業に奮闘する子どもたちの表情捉えた一枚、かかしを題材にしたもの、急流に焦点をあて厳しい冬を表現したものなど個性あふれる作品が並んだ。
白馬五竜観光協会 初の試み イルミ点灯 集客と施設利用促進
 白馬村の白馬五竜観光協会は1日から、白馬五竜スキー場へと続く道路沿いのサクラ並木で、イルミネーションを点灯している。地域を散策する観光客や住民に楽しんでもらい、地域のにぎわいにつなげる初の試みだ。
イルミネーションは会員延べ74人が設置作業に汗を流し、スキー場第4駐車場から約500bの区間に、1万2000球余を飾り付けた。サクラの周囲など31か所で青や白の電飾が点滅し、わきを流れる犬川に光を映した幻想的な光景をつくっている。4月30日まで毎日、午後4時〜11時まで点灯する。

2011年12月3日(土)付