シーズンの安全祈願 八方尾根スキースクール開講
 白馬村の八方尾根スキースクール(太谷陽一校長)は1日、今シーズンの開校式を開き、関係者50人余が出席して安全とにぎわいを願った。
 同スクールは、日本一のスキーの名手を決める「全日本スキー技術選手権大会」で上位に入賞するトップクラスのデモンストレーターが多く、在籍インストラクターは約130人。経験豊富なコーチ陣の指導は定評があり、国内でも有数のスクールとして評価が高い。
 今シーズンはスキー伝来100周年の節目を迎え、キッズからエキスパートまでさまざまな要望に対応したレッスンプログラムを提供。国際的スキー場として外国人も多数訪れることから、外国人インストラクターも5人在籍。外国人も安心して楽しめるスクールとして外国人客の誘致にも力を入れ、シーズンを盛り上げたいとしている。
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12月の一覧
書に思いを込めて 市内学校展トップは北高 いーずら
 大町市教育委員会は、日ごろ目にする機会の限られている学校生活を広く市民に知ってもらおうと、2日から来年2月27日まで、仁科町のギャラリー・いーずらで市内学校展を開催している。
 トップを切って5日まで、大町北高校(永原経明校長)の学校展が始まった。1年生は書道41点と紙粘土による食品サンプル32点。2年生は「今年(2011)の自分の一文字」39点。3年生は漢文の書道19点を出品した。
 書道では、字のバランスや余白の使い方を工夫するのに苦労したと、多くの生徒が感想を書いている。
ゲーム楽しみ来年の英気に 池田フレンズが忘年会
池田町の障害がある人やボランティアでつくる「池田フレンズ」は2日、忘年会「今年も頑張ったで来年も頑張る会」を同町保健センターで開いた。町内から約60人が参加。会員らがさまざまな出し物を楽しみながら1年を振り返り、来年への英気を養った。
とっくりを使った手遊びやカラオケ、ビンゴゲームなど楽しんだ。2人で協力してわんこそばを食べる「二人羽織り」では、周囲が「そこじゃないよ」などと食べさせる人をまどわせて盛り上がっていた。昼食には、新米のおにぎりが振る舞われ、舌鼓を打っていた。
市民とプロのハーモニー ゴスフェスおおまち2011
大町市恒例の音楽の祭典「ゴスフェスおおまち2011」は3日、市文化会館で開かれた。国内ゴスペルシンガーの第一人者・亀渕友香さんらと、住民有志による市民クワイア(聖歌隊)や地元大町北高校生徒がステージで共演し、歌声のハーモニーを披露した。
 ステージでは亀渕さんとコーラスグループ「The Voices of Japan」が約20曲を熱唱した。県内外のクワイアによる発表では、同校吹奏楽部も初めて参加した。
ゴスフェスは亀渕さんらの同校文化祭出演をきっかけに始まり、地域に密着したイベント。同校が伝統として取り組む、発展途上国の支援活動「アジアフバザー」も行い、地域との距離をさらに縮めた。
大町図書館祝日も開館 市民要望受け試験的に
 市立大町図書館(橋井弘治館長)は休館日を見直し、23日から来年3月末日までの祝日(年末年始を除く)を開館する。市民からの「これまでのように祝日も開いてほしい」との要望を受け、来年度の運営に向けて利用を確認する試験的取り組み。
館長を兼務する教育委員会生涯学習課の橋井課長は、「市民が集う図書館を目指し、イベントを企画したり季節に合わせた装飾を施したりと職員皆が努力している。できる限り住民の皆さんの要望に応えていきたい」と話した。
白馬駅前ロータリー 2万球の明かりに歓嘆
白馬村の白馬町活性化推進委員会(新沢恵委員長)は2日、JR白馬駅前ロータリーに設置した、イルミネーションの点灯式を開いた。
 行政や観光関係者、地元住民らが見守るなか、カウントダウンとともに2万球の電飾が明かりを一斉にともし、駅周辺は感嘆の声で包まれた。
同委員会は村の玄関口から、地域のにぎわいを創出しようと、県の「地域発元気づくり支援金」の助成を受け設置を企画。JR白馬駅や白馬駅前振興会などと連携し、4月から点灯に向けた環境整備を進めてきた。
駅前では色鮮やかな光が点滅する幻想的な景色に、招待された地区内の子どもや保護者が「きれい」「はなやか」と声をあげていた。立ち上げられたばかりの地元「信州白馬四ツ谷太鼓」も、迫力ある演奏で会場を盛り上げた。

2011年12月4日(日)付