歌や芝居 力あわせて 小谷保育園で劇発表会
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児57人)で9日、子どもたちの表現活動の一環として恒例の劇発表会が開かれた。園児たちが昔話や童話の舞踏劇などを演じ、日ごろの練習の成果を披露した。
 全園児の合唱「ドレミの歌」で、にぎやかに開幕。「三びきのやぎのがらがらどん」「オズの魔法使い」などを元気に演じた。「今日は全員が主役」の心意気で、力をあわせて感動の舞台を作り上げた。
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12月の一覧
安心安全の『き』 大町署にクリスマスツリー
大町署(池田幸市署長)のロビーにクリスマスツリーが登場した。年末特別警戒の一環で、「大北安心安全の『き』」として来署者に、署内各課から年末の安全に対する願いが呼びかけられている。
ツリーにはそのものの「木」、安全安心を願う「気」持ち、住民が安心・安全に生活できる社会の「基」本をつくる、地域全体に安心安全の「機」運を「起」こすなどさまざまな意味の「き」を込めている。
各課が交通安全や防犯、山岳遭難、落とし物などへの注意を呼びかけるプレートを掲示。節電のために、電飾はつけず、綿で表現した雪やカラーモールで色鮮やかにした。材料のもみの木は、信濃大町駅前交番協議会会員の中村秀さんが切り出した間伐材を提供してもらったもの。
親子でわら工芸体験 しらかば保育園セミナー
 大町市平のしらかば保育園(長沢育子園長)は8日、年長児を対象に開いたふれあい参観に合わせ初の「親子セミナー」を開き、17組の親子がわら細工を体験した。
講師は市老人クラブ連合会のわら教室の会員6人で、クリスマスを彩るリースと、玄関先の正月飾り「おやす」を実践を交え指導。悪戦苦闘する母親の横で子どもたちが楽しそうにわらを操っていた。
会員たちは熟練の技を披露しながら地元やその土地に残る風習、正月飾りの言われなどを話した。参加者は世代も若く核家族で育った保護者も多く、年長者の語りを興味深く聞いていた。
個性あふれる絵画並ぶ 大町、大町北、白馬高の美術部 大町のギャラリーいーずら
 大町高、大町北高、白馬高の3校美術部合同による美術展「第36回二次元展」が12日まで、大町市仁科町のギャラリー・いーずらで開かれている。
 大町市教育委員会主催で、今月2日から来年2月27日まで開催される「市内学校展」の一環。
 会場には油絵やデッサン、イラストレーション、デザイン画、折り紙など、53点が展示されている。
 静物や風景、人物、動物、抽象画などの力作が並び、中には環境破壊への警鐘を鳴らす作品もある。
身近な政治¢フ感 西小6年生が議会見学 大町市
 市立大町西小学校の6年生64人は9日、市議会の一般質問を見学した。社会科の「暮らしと政治」単元の学習で、身近な問題を行政と市会議員が議論する場を実体験した。
議場では新年度予算や後期5か年計画、次代を担う子どもたちの育成などについて議論され、児童たちは熱心にメモを取っていた。議長室も見学し、大厩富義議長は「年4回の定例会でまちづくりを考えている。ぜひ興味を持って、テレビの中継などを見てください」と呼びかけた。
同学年は1学期に公民の分野を勉強。修学旅行での国会議事堂見学や、市議会議員選挙時には市議会の役割など、国政から身近な地方自治まで学んできた。

2011年12月11日(日)付


身近な県産材で家作り モデルハウス完成合わせ森林見学会
家づくりの森林@北アルプス

 大北地域の林業や建築関係者でつくる「家づくりの森林@北アルプス」は10日、森林見学会「森林(もり)を観る会」を大町市平海ノ口の山林で開いた。モデルハウスの完成に合わせ、身近な地元産材を用いた家づくりのために理解を深めてもらおうと、実際に木々が育つ山林を見学した。
同会は自然志向などで地域の木材を用いた家づくりのニーズが高まっている中、林業や建築、設計関係者や不動産業者などの専門家によるネットワークを結成し、実現しようと平成19年に設立した。