ゲレンデ良好 初滑り楽しむ 小谷 栂池高原スキー場オープン
 小谷村の栂池高原スキー場が12日、今シーズンの営業を開始した。オープンしたのはゴンドラ山頂駅にあるハンの木高速沿いのコース。ハンの木高速ペア1本を運行している。現在の積雪量は50a。シーズン初めでは良好のゲレンデ状況という。
 オープンを待ちかねたスキーヤーやスノーボーダーらがオープン開始からゴンドラやリフトに列を作り、雪の感触を確かめながら初滑りを楽しんでいる。
 オープン初日は小谷村のマスコットキャラクター「たりたり」がゲレンデに登場してスキー客らとスタートを祝った。ゴーグルをつけスキーを履いてさっそうと滑り、注目を集めていた。
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12月の一覧
「交通少年団」安全呼びかけ 大町北小児童が街頭啓発
 大町市の大町北小学校(金井伝校長)で12日、大町地区交通安全協会交通少年団に所属する同校児童による本年度最後の街頭啓発活動が行われた。31日まで実施する、「年末の交通安全運動」に合わせた取り組みで、登校する同級生や仲間に啓発用のチラシやポケットティッシュを配布しながら交通安全を呼びかけた。
児童8人が背に「交通少年団」とプリントされた黄色のジャンパー姿で、2か所の昇降口で活動した。寒さに負けず元気良く「おはようございます。事故に遭わないよう気をつけよう」などと声をかけていた。3年間継続してきた6年生6人はこの日が最後の活動となった。
料理作りで旧交温める 松川でみちくさ交流会
 一人暮らしのお年寄りの交流を進める松川村地域包括支援センター(白沢庄市センター長)と村社会福祉協議会(平林明人会長)は12日、同村西原のすずむし荘で、「みちくさ交流会」を開催した。
 催しは年1回開催されているもので、今年は一人暮らしの人を対象に、冷蔵庫にあるようなもので手軽に作れる料理の講習会を行った。参加者は手分けして「フライパン茶わん蒸し」「粉吹きいものエノキあんかけ」「ミルク餅」作りに挑戦した。
 白沢センター長は、「一人暮らしの方の交流の場をつくり、近況を語り合ったり、旧交を温めたりすることで、お互いに元気をもらいあえれば」と話した。
バイオリンの音色で癒やし ネットワーク松川 牧美花トーク&コンサート
 男女共同参画社会をすすめる、松川村のネットワーク松川(中牧美郎代表)は10日、「牧美花トーク&コンサート・おしゃべりを交えながらバイオリンのチュイチュイワールド」を同村すずの音ホールで開いた。トークや詩の語りとともに奏でられるバイオリンの音色を聞き、音楽に親しんだ。
同会は地域の人の輪を広げながら福祉と男女共同参画社会づくりを進めようと活動している。コンサートは、音楽を通して村民の交流の場づくりをしようと開いた。
牧さんは長野市に生まれ、3歳からバイオリンを始めた。左手のハンディを、バイオリンを通常と反対側に持つことで解消し、世界で演奏活動をしている。平成12年からは「チュイチュイ」の名前で「心と自然の癒やし」をテーマにコンサート活動をしている。
音楽で市街地活性化 「まちへ行こう」クリスマスライブ 大町
 大町市内の有志らで実行委員会をつくり、市街地を盛り上げようと開いてきた、まちへ行こう!プロジェクト「街なかライブ」(佐藤尚武実行委員会会長)の第49回が10日、大町中央商店街の元「おもちゃのにしな」店舗跡で開かれた。
アマからプロまで幅広い層の音楽愛好者ら10組が参加。同ライブのテーマ曲「まちへ行こう!」をはじめ、バンド演奏やギター弾き語りのオリジナル曲、季節に合わせたクリスマスソングなどさまざまな音楽を披露した。会場にはドリンクや軽食のスタンドなどが並び、来場者は5時間近いステージをさまざまに楽しんだ。
手作りの門松で正月を 大町 常盤公民館が講座
 手づくりの門松で新年を迎えようと10日、大町市常盤公民館で恒例の門松づくり講座が開かれた。約20人が参加し、正月に向けて、門松づくりに取り組んだ。
門松は正月に「年神」が降りるよりしろになるといわれる。同市小松造園の小松弘さんらを講師に指導を受け、同市八坂産の竹、上田市産のわらを使い制作した。
小松さんは門松のいわれや由来を説明しながら、縄のない方や松の飾り方などを手ほどきした。空き缶の周りにわらを巻いて荒縄で固定する工程では、参加者が「荒縄はわらが解けないように強く巻くことが大切」と指導を受けながら、丁寧に門松をつくりあげていた。

2011年12月14日(水)付