2011年12月15日付

地元食材調理　プロの味を　白馬で一日レストラン

全日本司厨士協会北アルプス支部はこのほど、第11回「北アルプスの料理人による一日だけのレストラン」を、白馬村みそら野のプチホテル・アンシャンテで開いた。大北地区の西洋料理人たちが、腕によりをかけたフランス料理のコースで来場者をもてなし、地元食材の魅力を伝えた。

ケーキ作りプロのコツ学ぶ　松川　すずの音クッキング
　松川村のすずの音ホールで13日、「すずの音クッキング・フランス伝統のクリスマススイーツ」講習会が開かれた。村内などからお菓子作りに興味のある約20人が参加し、これから迎えるクリスマスで振る舞えるようなケーキやデザートの作り方、プロならではのコツを教わった＝写真。
大町市平日向山高原の「くろよんロイヤルホテル」副料理長の山本久夫さんを講師に、クリスマスシーズンにぴったりの丸太を模したチョコレートケーキ「ブッシュ･ド･ノエル」や｢ガトー･ショコラ｣､メレンゲをゆででキャラメルソースを添えた「淡雪卵のキャラメルフルーツ添え」を作った。
講習ではメレンゲや生クリームのあわ立て具合、ソースやキャラメルを火にかけたときの熱し具合など、「なるほど」と感心しながら、プロの実演を見てテクニックや加減を学んだ。

「静の桜」に敷きワラ　樹齢800年の銘木守る

　大町市文化財センターは同市美麻大塩にある、県天然記念物「大塩のイヌザクラ」の樹勢を維持するためにこのほど、敷きワラ作業を行った。静御前が通ったときに、つえをさしたのが根付いて大きくなったという伝説にちなんで「静の桜」として知られており、推定樹齢８００年の地域の銘木を守る効果が期待されている。

一緒に楽しむＸマス舞台　白馬村公民館でコンサート
　白馬村の白馬村公民館は11日、同村の有志でつくる「こーみんまま＆ぱぱ」（長田るり子代表）のクリスマスコンサートを同村ウイング21ホールで開いた。小さな子どもや保護者ら約１００人が参加して、ひと足早いクリスマスを楽しんだ。
　クリスマスにちなんだ演目を中心に、歌や踊り、ホワイトパネルシアター、ブラックパネルシアターなどを披露。楽しいおしゃべりを加えて舞台を所狭しと飛び回り、時には舞台を下りて客席の子どもたちとふれあったりと、遊び心いっぱいの演出を盛り込んだ。いっしょに参加できる形のコンサートは、子どもたちの心をわしづかみにしていた。

軽快なステップ披露　大町、池田の社交ダンスクラブ発表会
　大町市の社交ダンスサークル「あすなろクラブ」（岡田善和会長）と池田町の池田ダンスクラブ（松澤信会長）は11日、第４回合同発表会を同市平公民館で開いた。年に一度の発表会に、きらびやかな衣装を身にまとった両クラブの23人が、日ごろ培った軽快なステップを見せた。
１部はワルツやタンゴなどスタンダードなダンス、２部はラテン系のダンスを披露。ゆったりしたワルツから激しいリズムのサンバまで多彩に踊った。発表者の家族や友人もかけつけ、会場には声援や拍手が飛び交っていた。発表の合間にはダンスタイムも設けられ、男女が手に手を取って自由にステップを踏んでいた。