「アルクマカレンダー」制作 JR信濃大町駅などで販売
 JR東日本長野支社は2012年「アルクマカレンダー」を制作、大町市のJR信濃大町駅など県内各地の主要駅で販売している。信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)から生まれたキャラクターで長野の観光PRをはかるグッズとして、人気を博している。
カレンダーは1部800円。月めくりの紙製で、月ごとにスキーやシカ、アルプスの山々など季節に合わせた格好のアルクマのイラストが掲載されている。アフターDC「未知を歩こう」やスキー伝来100周年のマークも記され、県内の観光をPRしている。
年の瀬に手作りおせち 小谷 父ちゃんの料理教室
 小谷村社会福祉協議会は14日、「父ちゃんの料理教室」を開いた。年の瀬を前に、年末年始をおいしく華やかに彩るおせち料理を学んだ。
 「全部の手作りでなく、できる分だけで頑張る」をテーマに、定番のブリの照り焼き、紅白なます、田作りなどを作った。食生活改善推進協議会のメンバーの指導で、食材に味がしみ込みやすいよう工夫して包丁を入れ、調味料の分量を慎重に計ってていねいに作っていった。「日持ちがするし、箸休めにもなる。普段の総菜にもいい」と、熱心に学んでいた。
基礎から学んだ成果 作品に 19日まで いーずらで大町高校展
 大町市内学校展は、仁科町のギャラリーいーずらで、19日まで大町高校展が行われている。
 1年生は青と白を使った色調の分類や、赤青黄白黒の5色を混ぜ自分で色を作り、折り紙のデザインを描くなどして絵を描く基礎を学んだ成果、2年生はフィンランドパイン材(赤松)の素材を生かした円空仏を彫った作品を展示。
 3年生は文字の図案化や、詩を自ら選び、絵を付け絵本を作るなど、自由課題に取り組み、表現力を磨いている。
昔ながらの郷土食作り 白馬村 子育て支援ルーム
 白馬村の子育て支援ルームはこのほど、村内の小さな子どもを持つ保護者らを対象に、同村多目的ホール調理室で「郷土食を作ろう」と題した本年度最後の料理講習会を開いた。
 昔ながらの郷土食に子どもとともに親しむことで、ふるさとの食文化に関心を持ってもらい、次世代に伝えていこうと企画。村食改白馬支部の新田地区の会員らの指導で、おやきづくりを体験した。
 「ベースの皮の作り方を覚えれば具材のアレンジは自在」と、皮の作り方をしっかりと教わった。中力粉を混ぜると、手軽に本格的な味となるといい、水の配合や練り方を熱心に聞いていた。
昭和の大町なつかしむ びすたりライフで上映 映像文化財を残す会
 大町市のきらり輝く協働のまちづくり事業の助成を受け活動している、「大町映像文化財を残す会」はこのほど、同市平西原の宅幼老所びすたりライフで上映会を開いた。お年寄りらが映像を見ながら昭和をなつかしみ、大正時代に起きた「大町地震」の被害状況を知った。
同会は記録映画3本を上映。市制30周年記念映画「大町きのうきょうあした」では仏崎競馬会や温泉郷花火大会、各町内が制作した張りぼてのみこしを担ぎ練り歩いた「やまびこまつり」といった人々のにぎわいが映し出された。
和布使用の羽子板20点 手打そばかたせで押し絵展 池田
 池田町滝沢の手打そばかたせで29日まで、安曇野市明科の平林久子さんによる布細工「押し絵」の作品展が開かれている。ちりめんなどきれいな和の布を使った羽子板や額装した約20点の押し絵作品を展示している。
平林さんは、以前から興味を持っていたという押し絵を、退職した13年前から始めた。江戸時代後期から大正時代にかけて松本地方で盛んに作られた「松本押し絵雛(びな)」の技法を習い、平成15年に「正姿流創作押絵師範」を取得。現在も安曇野市の押し絵教室に月に1度通いながら技術を磨いている。
押し絵は、ちりめんや正絹など、美しい布を貼り合わせて作る。立体感のある獅子舞や火消しなどりりしい歌舞伎、おとぎ話の一幕を描いた作品が並ぶ。なかにはかわいらしい十二支の押し絵も。平林さんは「松本の押し絵は伝統あるもの。大勢の人に見てもらい、こういうものがあることを知ってほしい」と話した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

12月の一覧

2011年12月17日(土)付