事故ゼロめざし安全運動 大町上橋に指導所開設
 年末の交通安全運動の全国一斉街頭活動日に合わせ、県交通安全運動推進本部北安曇地方部(本部長=長澤一男北安曇地方事務所長)は22日、大町市高瀬上橋北詰の国道147号で交通指導所を開き、事故ゼロ目指しドライバーに安全運転を呼びかけた。
 地方事務所や市、大町地区交通安全協会、大町署などから約40人が参加。チラシとティッシュを通りがかった運転手に配り、安全運転するよう声をかけた。チラシは大町北高校3年生の中村雄平君が描いた、「制限速度をまモルモット」「ヘッドライト早めテントウムシ」など、かわいい動物の絵と標語を掛け合わせた内容で訴えた。
元気に「よいしょ」 まつかわ農業小学校収穫祭

 松川村の児童らが米づくりなど体験する安曇野まつかわ農業小学校の収穫祭が22日、松川小学校で開かれた。
同校3年生(4クラス・112人)が自身で収穫したもち米を使い餅つき。「よいしょ、よいしょ」と元気な掛け声を校内に響かせ、もっちりした食感に笑みを浮かべていた。
 ふかしたてのもち米が臼のなかにあげられると子どもたちから大きな歓声があがった。
重い杵に手元を狂わせながらも仲間の声援に応え、大きく振りかざしていた。
年の瀬 飲酒運転撲滅 啓発活動と県内一斉検問
 年末の全国交通安全運動に合わせ、大町地区交通安全協会大町支部(倉田定信支部長)と大町署は22日、忘年会シーズンの市内の飲食店や駐車場をまわり、飲酒運転を出さないように啓発した。
 支部員や警察官約25人が分担し、中央通り商店街付近の飲食店を訪問。来店者が飲酒運転をしないよう、チラシや使い捨てカイロを配り、注意を呼びかけた。駐車場では防犯指導を兼ねながら、駐車するドライバーにも促した。
 同日は年末特別警戒にあわせ全県で一斉検問が行われ、大町署も高瀬上橋北詰の待避所で深夜、飲酒運転など取り締まりを強化し、ドライバーに安全運転や防犯意識高揚を呼び掛けた。
松崎和紙の活用法提案 大町市 わちがいで「森の灯り展」
 大町市上仲町の「わちがい」で4月10日まで、「森の灯(あか)り展」の一環として、松崎和紙展が開催されている。
 伝統工芸の和紙の活用法を多彩に提案したいと、和洋ランプシェードや小鉢、コースターやメモ帳、名刺カード入れなどに加え、工夫を凝らした壁飾り、ペンダントタイプの照明シェード、瓶のラッピング、クッションなども展示している。
 大町市はかつて和紙の製造が盛んで、大正期から昭和初期にかけて、副業を含む和紙工房が100軒ほどあったという。その後需要が急速に減少し、現在は同市社松崎の信州松崎和紙工業1軒となっている。
巫女姿 奉仕の心学ぶ 穂高神社アルバイト研修
 安曇野市の穂高神社は23日、二年参りや初詣で参拝者を歓迎する巫女(みこ)アルバイトの研修会を開いた。中信各地から訪れた高校生らが巫女装束に身を包み、年末年始に訪れる参拝者を迎える準備を整えた。
 ことしは地元安曇野市を主に、大町市や松本市、県外を含む高校生から20代の社会人までの計27人が応募。研修会では、主に初めてアルバイトを務める18人が白衣や赤袴(ばかま)の装束に身を包み、一日がかりで奉仕の心得や神社のいわれ、参拝者への対応を学んだ。交通安全・学業成就のお守りや、熊手や福扇、宝船や破魔矢などの縁起物など授与物の取り扱い方の指導を受けた。
 同神社にまつられた海の神様「穂高大神」にお参りし、礼と柏手で職に就くことを報告。本職の巫女から心得を学び、巫女は参拝者から見ると目立ちやすく、自覚と巫女らしい振る舞いが求められ、つつましく礼儀正しくするよう指導された。
地域福祉に役立てて 大町老ク連 福祉施設に義援金寄付

 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は21日、市社会福祉協議会や市内の福祉施設計6か所に義援金を送った。会員がふだんの生活の中からこつこつとためてきた小銭募金総額32万円を、地域の福祉に役立ててほしいと願いを込めた。
 正副会長が各施設を回り、市社会福祉協議会に15万、公設やNPO法人が運営する養護老人ホームや障害者福祉施設の鹿島荘、れんげ荘、えべや大町、なかまと、がんばりやさんの5か所に送った。

2011年12月24日(土)付


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