魅力アピール誘客目指す 白馬、小谷 中国スキー視察団来村
白馬村と小谷村の観光関係者は30日まで、中国からのスキー視察団を両村に受け入れている。北アルプスの雄大な景観や天然雪のスキー場などを、競技に精通したメディアを通じて、冬季の誘客が見込める巨大市場へアピールする。
視察団は中国スノーボード連盟の厳氷理事をはじめ、全国放送のテレビ局、スキー雑誌などの関係者13人。スキー愛好家に人気のブログ作者ら高い宣伝効果をもつ、インターネットメディアも同行している。期間中、両村9スキー場や周辺地域のツアーを取材する。
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12月の一覧
東日本大震災 東小から元気発信 児童コンサートで義援金

 大町市立大町東小学校(鈴木桂子校長)の6年生66人は22日、「明るさと元気を届けようコンサート2」を同校体育館で開いた。保護者らに歌や踊りなど披露し、東日本大震災義援金を募るチャリティーコンサートで、6月に続く2回目。
正月飾りやもち 高齢者に 大町市常盤上一 有志と民謡サークル
大町市常盤上一地区の住民有志と民謡サークル「常盤五月会」は23日、地区内の高齢者福祉施設・銀松苑で、正月飾りの寄贈やもちの振る舞いを行った。手作りのもてなしを通じて、住民が利用する施設に感謝し、高齢者の無病息災を願った。
門松はわら工芸の地元名人が丹精込めて作った5基で、施設の入り口に合わせた高さ約150aの大型サイズ。むしろを巻いた土台に、赤いナンテンや葉ボタンを飾り付けた。
大雪や凍結に警戒を 大北地域 交通障害も
 上空に流れ込んだ寒気の影響で、大北地域は24日から26日にかけて降雪に見舞われた。JR大糸線糸魚川−南小谷間の運休やスリップ事故など交通障害が発生した。長野地方気象台は、27日にかけて県北部で大雪となる恐れがあるとし、年始にかけては、一時雪を伴う曇りの寒い日が続くとの予報を出している。関係機関はまとまった降雪や凍結などに対する警戒を呼びかけている。
 大町署によると、24日からの3日間、スリップによる物損事故が多発した。地元住民による事故が大半を占めるといい「冬道に対する気持ちの切り替えをしてもらいたい」と安全運転を促している。
「アルクマ」登場に大喜び 白馬五竜スキー場でPR
 白馬村の白馬五竜スキー場のエスカルプラザといいもりゲレンデに25日、長野県観光PRキャラクター「アルクマ」が登場。記念品の贈呈や来場者と記念写真に納まり、スキー場のPRを行った。
 愛すべきキャラクターの登場で信州の魅力をPRし、誘客の促進につとめる、県スキー伝来100周年イベントの一環。突然の登場に大人も子どもも大喜び。県の公式キャラクターとして認知度が高いアルクマの行く先々には、多くの人垣ができた。
 アルクマは「信州はスノーリゾートの新世紀へ」をキャッチフレーズに、今シーズン県内各地のさまざまなイベントに登場する予定。1月8日は白馬八方尾根スキー場のキッズパークで行う「すのっちゃお祭り」、9日は白馬五竜スキー場のエスカルプラザといいもりゲレンデに再び来場する。

2011年12月27日(火)付