年末年始の安全守る 栂池高原 臨時警備派出所を開所
 大町署は26日、小谷村の栂池高原観光総合センター内に臨時警備派出所を開所した。年末年始にスキー客などでにぎわう観光地の安全のため、署員が1月3日まで事件や事故防止にあたる。
期間中は28日まで、小谷駐在所の署員が必要に応じて駐在。29日からは日中2人、夜間2人が常駐し、地理案内やパトロールなどに取り組む。同署によると県内の臨時派出所のうち、24時間態勢は栂池のみという。
 4日以降は、白馬村の白馬交番で職員を増強し、白馬・小谷両村のスキーエリアを警戒する。
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12月の一覧
大北の小中学校 終業式ピーク


 大北地域の小中学校では2学期終業式がピークを迎え、27日は7小学校と3中学校で行われた。
手作りのもてなしに笑顔 白馬47スキー場 定期イベント
 白馬村の白馬47スキー場は今シーズン、スキー客に手作りスープの振る舞いや宝探しゲーム大会などのイベントを定期的に開催、利用客を歓迎する。
 毎週土曜日は午後2時半から、地場野菜をふんだんに使った手作りスープの振る舞い「あったかいね」イベント、毎月第3日曜日のスキー子どもの日には「宝探し大会」を実施。手作りの温かなもてなしが喜ばれている。
 初回は24、25日のクリスマスに行われ、具だくさんで小腹を満たす温かいシチューを提供。長蛇の列ができる人気ぶりだった。正月には雑煮も登場する予定という。
よき年に♂暑N物へ願い 大町の若一王子神社入魂祭
 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)は24日、「神符守札清め祓(はら)い入魂祭」を行った。二年参りや初詣で訪れる参拝者に頒布するお札や縁起物に魂を込める行事で、新年がよき年になるよう願いを込めた。
えとの辰(たつ)の絵馬や守護矢・熊手、家内安全や合格祈願など神符・守札や大吉大麻など、50種類1万4000体の縁起物やお札が並べられ、竹内宮司は鈴祓いの入魂の儀で清め、魂を込めた。
3が日にかけて、同神社には3万人の参拝者が訪れる見通し。東日本大震災など災害の頻発や、回復しない景気の中で富を集めるという熊手が新年の安心を願う参拝者の人気を集めそうだ。
クリスマスに読み聞かせ 松川図書館「おはなしドンドン」
 松川村図書館は24日、園児から小学校低学年向きの読み聞かせ「おはなしドンドン」を村多目的交流施設すずの音ホール研修室で開いた。いつもを大きく上回る約60人の親子が訪れ、イブの日にクリスマスに合わせた物語などを楽しんだ。
村内の読み聞かせグループ「ミックスドロップ」のメンバーが、絵本の「マッチ売りの少女」や大型絵本の「ぐりとぐらのお客さま」、紙芝居の「トボンとクプンのクリスマス」などを読み聞かせた。子どもたちは季節の物語に引き込まれていった。
被災地復興に役立てて 白馬ロータリークラブが寄付
 白馬村の白馬ロータリークラブ(白馬RC、宮尾英明会長)はこのほど、チャリティージャズコンサートで募った約16万円を、東日本大震災と県北部地震の被災地に送った。白馬村社会福祉協議会を通じて栄村と、上部組織を通じて東北地方へそれぞれ半額ずつ寄付した。
 白馬RCは11月20日、震災の復興支援に生かそうと、蓼科高校ジャズクラブによるチャリティーコンサートをウイング21で開いた。村内外から約350人が来場し、映画「スウィングガールズ」のモデルとなった、同校の演奏を楽しんだ。
 また、地域福祉の向上を目指す恒例事業として、白馬と小谷両村の社協への寄付も行い、文化祭で実施したバザーの売り上げなどから各5万円を送った。

2011年12月28日(水)付