「スキー100周年の火」白馬に 新潟で記念イベント 活性と発展誓

 1月12日の「スキーの日」にちなみ、日本で初めてスキーが伝来した新潟県上越市高田で「レルヒ少佐顕彰会」の記念イベントが開かれた。これから先のスキー発展を願い同所で「スキー発祥100周年の火」を採火。長野県のスキー伝来100周年記念事業を展開している白馬村の八方尾根観光協会などに分火された。同協会は2月に同村で開かれる第42回八方尾根火祭りのイベントで、たいまつ滑走に使用して長野県のスキー伝来100周年を盛り上げたいとしている。
烏帽子岳の四季捉える 池田の菅原さん写真展
 池田町会染林中の写真家・菅原悦子さんの写真展「北アルプス烏帽子岳讃歌」が15日まで、池田町の北アルプス展望美術館(町立美術館)で開かれている。菅原さんが20年にわたり撮影で登り続けた烏帽子岳の四季を捉えた52点が展示されている。入場は無料。
 堂々とそびえる初冠雪の烏帽子を写した全倍サイズの作品「初冬の夜明け」が目を引く。山肌の岩に雪が吹き付けられることで姿を現す「エビの尻尾」など、烏帽子を舞台に見せる
自然美のさまざまな表情を捉えた作品が会場を飾る。
冬の伝統行事親しむ 松川南・北保育園 まゆ玉づくり

 小正月の行事「まゆ玉飾り」づくりが12日、松川村の松川南、北保育園で行われた。園児たちが村民生児童委員(榛葉武夫会長)に教わりながら、昔ながらの伝統行事に親しんだ。
 まゆ玉飾りは農作物の豊かな実りや商売繁盛などを願うもので、上新粉をこねたもちを野菜や縁起物を形作って柳などの枝につけ、小正月に飾るのが昔からの習わし。
屋内施設で運動不足解消 小谷村中土 ゲートボール教室
 小谷村体育協会は今月から、中土観光交流センターやまつばきで村民を対象にした「ゲートボール教室」を開講した。豪雪地の小谷は冬期間は屋外の運動に厳しい状況にあることから、屋内施設を活用して村民の冬場の運動不足解消と健康増進につなげようと企画。幅広い世代が参加し、楽しみながらさわやかな汗を流している。
 初回は開講式が行われ、村ゲートボール協会の丸山和市会長が「たくさんの人が参加してくださり、うれしく思います。春まで存分にプレーを楽しんで交流を深めていきましょう」とあいさつ。集まった仲間でチームを作り、交流戦に挑んだ。
社会ボランティア賞 大町北高アジ・アフ支援活動に ソロプチミスト日本財団
 大町市の大町北高校(永原経明校長)は本年度、=cd=71f5ソロプチミスト日本財団(田中田鶴子理事長)が表彰する「社会ボランティア賞」青少年の部を受賞した。四半世紀にわたって続くアジア・アフリカ難民支援活動への取り組みが評価された。13日、アジ・アフ係の役員は、校長に受賞を報告した。
 国際ソロプチミストは管理職や専門職に就いている女性の世界的奉仕組織で、同財団は国内の会員や支部の協力を得て、社会的活動や奉仕活動に援助を行っている。全国大会では、社会ボランティア賞40件のうち青少年の部15件に、県内から唯一選ばれた。
国営あづみの公園大町・松川 枯れ葉まとうヤママユ
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区のコナラのこずえに、ヤママユが枯れ葉をまとってゆれていた。
 ヤママユは、日本・台湾・朝鮮半島・中国に分布するヤママユガ科に属するガの幼虫の和名。
 クヌギ、コナラ、カシワ、シラカシなどの葉を餌として全国の山野に生息しているが、人工飼育にわが国で最初に取り組んだのは安曇野市の有明地区とされ、天明(1781〜89)の昔から飼育を続けている地域として知られる。

2012年1月14日(土)付


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