小谷流そば打ち 魅力発信 村長講師に道場3回目
 小谷村特産品推進準備室はこのほど、中土観光交流センターで「新そば打ち道場」の3回目教室を開いた。そば打ち名人として知られる松本久志村長らから、地場産そば粉と食材を使って小谷流そば打ちの極意を学ぶ企画。多数の地域住民が参加して、松本村長のデモンストレーションを参考に、そば打ちに挑戦した。
 そば粉をこねて延ばす「水回し」からこね、のし、たたみ、そば切りまで一連の手順をすべて体験。3回目という常連も多くあった。熱心な受講の成果か、常連の受講生のそばは、指導者の一人で準備室の相澤保室長から「初回に比べて格段に上達している」と褒め言葉も飛び出すほどの出来栄えとなった。
 道場ではそばつゆの作り方やそばようかんの作り方も伝授。そばの新しい食べ方を提案し、需要拡大を呼びかけた。
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1月の一覧
おせちで縁起料理知る 白馬村 しろうま保育園
 白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長、園児171人)は11日、もちつき誕生会とおせち料理の会食会を開いた。園児が伝統食に親しみながら、縁起料理に託された昔の人たちの夢や願いについて理解を深めた。
 食の多様化や核家族化が進み、子どもたちが伝統食にふれる機会が少なくなっていることから、日本の食文化を守り継いでもらおうと、新年最初の園の行事として取り入れている。
晴天の下 雪に親しむ 3校交流スキー・ソリ教室 池田松川

 池田町と松川村の小学校3校特別支援学級交流スキー・ソリ教室が12日、大町市の爺ガ岳スキー場で行われ、30人の児童が参加した。
 晴天に恵まれ、スキー教室とソリ教室に分かれた児童たちは、他校の児童と交流しながら楽しそうに雪に親しんでいた。
「昔のくらし」歴史に触れる 池田小4年生 塩の道博物館見学
 総合学習で「昔のくらし」を学ぶ池田小学校4年生56人が13日、大町市八日町の塩の道博物館(片倉恵男館長)を訪れた。
 4年生は「タイムマシーンに乗って池田町の宝を探そう」をテーマに勉強を進め、先人の生活の足跡をたどり、池田学問所や池田鉄道などの歴史にも触れるほか、同市社の松崎和紙工業も訪れ、伝統工芸も体験するという。
 塩の道博物館訪問もその一環で、塩の道の歴史や昔の生活道具を見たり、先人の知恵がさまざまに生かされた生活様式に触れたほか、裂き織の機織りも体験した。
正月遊び 地域に愛着 八坂 郷土かるた・もちつき大会

 大町市八坂の八坂地区子ども会育成協議会と八坂公民館は14日、正月恒例の「郷土かるた・もちつき大会」を八坂小学校ランチルームで開いた。小学生や保育園児ら55人が参加。地域の名所や民話などが札になったかるた遊びを通して、地域への愛着をはぐくんだ。
アルストロメリア最盛期 大町市 JA中部育苗センター
 大町市平借馬のJA大北中部育苗センターでハウス栽培されている冬の花「アルストロメリア」の出荷が、最盛期を迎えている。ハウス内には12色の花がずらりと並び、職員が出荷作業に取り組んでいる。
ハウス内は赤や白、黄色、ピンクなど色とりどりの花で埋まり、毎日50ケース200鉢ほどを出荷。職員たちは花芽をそろえ、カバーをかけて包装し、花を送り出す準備に追われていた。出荷作業は12月に始まり3月いっぱいまで行われる。

2012年1月15日(日)付