小谷の雪楽しんで 下伊那郡 高森町児童とスキー交流
 小谷村青少年育成会(平林哲夫会長)とスポーツを通じて交流している下伊那郡高森町子ども会育成会(二村章博会長)の4年生から6年生までの児童が14、15の両日、スキー交流会で同村を訪れた。
 同じ県内でも南部に位置する高森町は小谷とは気候が異なり、子どもたちは普段目にすることのない広大な雪景色に感動。スキーの前に雪合戦をしたり、大きなつららにふれたりと、雪遊びに興じていた。
防災活動意識ひとつに 松川村で消防団出初式
松川村消防団(梨子田邦彦団長、団員200人)の出初式は15日、同村すずの音ホールで開いた。団員や各自治会などの防災活動をすすめる関係者約250人が出席し団員の表彰や分列行進を行い、一年間自然災害や火災がないよう意識をひとつにした。
式典では、功績のあった村内の会社や退職団員への感謝状の贈呈、日本消防協会や県、大北、村消防協会から功労や功績のあった団員の表彰が行われた。梨子田団長は「昨年は3件の火災があったが負傷者はなく、日ごろの防災活動で村民の安心が守られた。より、実効性のある組織力、機動力に努め、今年が無火災、無災害の年で過ごせるように」とあいさつした。
社会福祉の充実に 松川村商工会 鉢花の売り上げ寄付

 松川村商工会(松田義光会長)は13日、このほど開いた村新春賀詞交歓会で販売した花の鉢植えの売り上げの一部を村社会福祉協議会(会長=平林明人村長)に寄付した。村の社会福祉の充実に役立てられる。
生の演劇にふれる 松川南保育園で松本の劇団公演
 松川村の松川南保育園(北村弥生園長)で13日、観劇会が開かれた。松本市のまつもと市民芸術館の劇団「レジデントカンパニー」が、なじみ深いグリム童話の演目を上演。園児たちが、間近で見る演劇の面白さを体験した。
ドイツのグリム童話「ブレーメンの音楽隊」と「ルンペルシュティルツヒェン」が上演された。「ルンペルシュティルツヒェン」は、子どもの命と引き換えに、粉ひきの娘の願いをかなえるという小人との取引を解消するために、小人の名前を当てる話。
団員ら8人は、一人が数役をこなしながらも、それぞれの人物の個性を表現し、ほとんど小道具を使わずに動きや言葉で物語を表現し演劇の面白さを見せた。園児と保護者ら約140人は、つむがれる物語の一挙一動に真剣に見入っていた。
新理事長に伊藤朋樹氏 30年節目 大町JC新年祝賀会
 大町市の大町青年会議所(JC)の新年祝賀会は13日、同市大町温泉郷のホテル緑水亭景水で開かれた。伊藤朋樹理事長を先頭にした新体制で、「見つめ直そう原点〜歴年の思いを胸に〜」をスローガンに、平成24年事業を展開するべく、決意を固めた。
ことしは、求められる地域開発・活性化の推進、JCとしてあるべき姿の認識、創立30周年の歴史を認識し今後の進むべき道の確立、会員の拡大などを基本方針に活動する。6月には30年記念式典を予定している。
祝賀会には関係者ら約50人が出席し、新役員などをお披露目。伊藤理事長は「ことしは30年の節目となる。地域のために数々の行動を起こしてきた諸先輩方の思いを受け継いで、みなさんにもお力添えをいただきながら飛躍につなげるため、今一度活動を原点から見つめなおしたい」とあいさつした。
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1月の一覧
安心・安全へ誓い新た 池田の消防団出初式
 池田町消防団(赤羽正団長、団員285人)は15日、出初式を高瀬中学校などで開いた。自主防災会や女性団体連絡協議会、日赤奉仕団など防災に取り組む関係団体約500人が参加し、新年が安心・安全な町となるように誓いを新たにした。
 体育館で行われた式典では、防災活動に貢献した団員たちへの表彰や退職団員に感謝状が贈呈された。昨年中は火災3件、豪雨災害対応1件、行方不明者の捜索1件に出動したことを報告。赤羽団長は「団員のみなさんには、町民の安心、安全のため昼夜問わずに活動してもらっている。いかに町民の安全を守るのかを徹底していかなくてはならない。誇りある行動をして、平和な年であるようにしていきたい」と述べた。

2012年1月17日(火)付