災害史から減災ヒント 人気企画「いーずら小谷」

 小谷村公民館企画の、「いーずら小谷」がこのほど開かれた。地域の達人に食や農、昔の話などを聞きながら村のいいところを再発見して、郷土に親しみを深めていくことを目的に毎月1回開講している人気企画。歴史に詳しい鷲沢正彦さんが、小谷村における災害の歴史を講義。先人たちの残した災害史から、これからの減災につなげるヒントを考えた。
冬場の体力維持に 大町市 ゲートボール教室

 大町市体育協会の平成23年度ゲートボール教室は16日、大町市運動公園屋内運動場で開講した。2月15日までの全10回教室で、競技方法から頭脳戦の戦略の基礎までを学ぶ。
本年度は60代以上で未経験者を含む16人が受講。市ゲートボール協会の会員らが講師となりゲートボールの基礎から教えた。
自然食凍り餅作り 大町市の社農産物直売所
 大町市社宮本の社農産物直売所の凍り餅部会(丸山道雄会長)は16日まで、15年続く冬の年中行事である凍り餅作りを行った。
 年明けの7日から17人の会員が作業を行い、一連14個の凍り餅約1万8000個を作り、軒につるした。
 17日からは3升臼200臼をつき、約750`の「あられ」作りに入った。「あられ」は塩味と砂糖味の2種類で、3月初めの直売所開店と同時に販売を始める。
 凍り餅は春のお彼岸のころからの販売となるが、同所では独自の加工場で甘塩辛く味付けをし、油で揚げたものも販売する。
雪国の子 上達目指す 小谷・白馬 小中学校でスキー学習
 新学期が始まった小谷村と白馬村の両村の小・中学校で、スキー学習が本格的に始まった。両村は冬季五輪や国内外の数々の重要な大会が開催されている、有数のウインタースポーツの拠点。小中学校では、雪国の子どもらしくスキーが上達することをめざしている。冬期間に屋外で体を動かす貴重な機会にもなっている。
 13日は白馬中学校で3学期最初のスキー学習が行われた。全校生徒が学年ごとに村内各スキー場でスキー、スノーボードを体験。このうち1年生は岩岳スキー場で、スキースクールのコーチらからレッスンを受けた。
 幼いころから雪に親しんでいる子どもたちのレベルは高度。コーチのきめ細やかな指導で、さらにそれぞれの技術を磨いていた。
冬の風物詩 ハクチョウ飛来 大町市の木崎湖に
  大町市の木崎湖に、ハクチョウが飛来している。18日は6羽ほどが、湖の北端で優雅に泳いだり、羽を広げたりしていた。周辺住民も冬の風物詩となっている光景を、楽しんでいた。
ハクチョウは厳しい寒さを避けるためシベリアから日本に飛来、安曇野市内で越冬しているものの一部とみられる。同市内では例年、1000羽以上が確認され、えさを求めて周辺の市町村まで飛ぶ個体もいる。2月から4月ころまでにかけ、北に戻るという。

2012年1月19日(木)付


どんど焼き後世に 大町市 桜田町で3世代交流
 大町市桜田町公民館、同子ども会育成会、老人クラブの「桜寿会」はこのほど、3世代交流のどんど焼きを大町建設会館横の広場で開いた。子どもたちが自分たちで積み上げたおんべに火をつけ、昔ながらの小正月の行事を体験した。
同町では昨年まで、大人が主導で行事をやってきたが、ことしから次の世代に取り組み方を伝えようと、子どもたちを中心に移行。チラシ配りや正月飾り集めなどを行った。
子どもたちは約20人が参加。大人の協力を得ながら高さ2bほどのおんべを積み上げ、無病息災や交通安全などを祈るおはらいをしてから点火した。持ち寄ったみかんや餅、マシュマロを残り火で焼き、地域住民で交流を深めた。
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