100人トレイン$゚目祝う 全日本レディーススキークラブ白馬
白馬村の全日本レディーススキークラブ白馬支部(丸山美保子支部長)は25日、第14回「レディーススキーヤーズパーティ」を八方尾根スキー場で開いた。県のスキー発祥100周年を記念し、女性参加者が列をなして滑走する「100人トレイン」で、節目を盛り上げた。
イベントでは会員や一般参加者ら総勢約110人が滑走。昔をしのぶはかま姿の会員が先導し、スキーヤーたちがゲレンデいっぱいに迫力あるラインを描いた。県の観光PRキャラクター・アルクマも駆けつけ、手を振って応援していた。
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1月の一覧
自己ベスト目指す 小谷小 スキー記録会
 小谷村の小谷小学校は24日、栂池高原スキー場のチャンピオンゲレンデでアルペンスキー学習のまとめとなる記録会を行った。全校児童158人が参加して、日ごろの練習の成果を試した。
 保護者が早朝から児童のためにコースを整備。チャンピオンゲレンデに旗門を立てて本格的な競技コースを作った。パウダースノーの最高のゲレンデコンディションのもと、各自自己ベストめざし、大回転競技に挑んだ。
 大会さながらの旗門滑走は、心地よい緊張感を生んだようすで、起伏のある本格的なコースで、果敢に旗門を攻めていた。ターンやスピードのコントロールもしっかりできて、上達ぶりがうかがえた。
雪活用し校庭クロス=@白馬、小谷の小学校 実技指導
 白馬と小谷両村では、毎冬小学校の校庭がクロスカントリーのコースに変身。雪を活用した体育の授業の一環として、クロスカントリースキーの実技指導が行われている。児童は寒さに負けず、体力づくりに励んでいる。白馬南小学校では23日、白馬五竜スキースクールの松本茂コーチの指導によるクロスカントリースキー教室が開かれ、技能向上をめざした。
 学年別、個々のレベル別に細かくアドバイス。ストックをつかずに体のバランスを取りながら板を滑らすことから始め、徐々にステップアップしていった。授業の後半にはしっかり基礎が身に付き、楽しそうに走りこむ姿が見られた。
福呼ぶ手作り節分料理=@小谷社協が父ちゃん教室
 小谷村社会福祉協議会は24日、「父ちゃんの料理教室」を開いた。村内の60歳以上の男性が参加。2月3日の節分にちなんだ料理で、ひと足先にことしの福を呼び込んだ。
 節分には大豆をまき、イワシの頭をつけたヒイラギを飾って悪鬼退散を願う風習がある。メニューは「豆のふかしごはん」「納豆サラダ」「イワシかば焼き」など、豆とイワシ尽くし。かば焼きは魚をさばくことから始め、手順を確認しながらていねいに作った。
 手際よく調理を進め、栄養も彩りも満点の節分料理が完成。試食会では春の訪れを前に体の中の鬼を払い、新しい季節を元気に過ごそうと願いをこめながら、自分たちで作った節分料理をおいしく味わった。
熟成に好適雪中埋蔵 大町市 薄井商店が作業
 大町市の酒造会社・薄井商店(薄井朋介社長)は26日、純米吟醸酒「白馬錦 雪中埋蔵」を雪の中に貯蔵する雪中埋蔵作業を市内の雪原で行った。ろ過、火入れをしていない生原酒を、5月下旬までの約4か月間熟成させ、6月6日に発売する。
大町の雪を酒の熟成に利用する雪中埋蔵作業はことしで17回目。深さ約4b、広さ6×6bほどの穴に、1・8g瓶入りのケースを積み上げ、雪をかけて埋蔵する。作業は同社と市内の金森建設のスタッフ約20人により、クレーンを使って進められた。同社の松浦宏行杜氏は「温度が零度から1度程度の雪の中は、生酒の熟成に好適です。しぼりたてのフレッシュな風味を残しながら、味の角が取れて丸くなります」と説明する。埋蔵本数は1・8g瓶3760本。

2012年1月27日(金)付