伝統文化 古典学び交流 小谷中で全校百人一首大会
 小谷村の小谷中学校で30日、全校百人一首大会が開かれた。伝統文化に親しんでもらおうと毎年行われている恒例行事。古典の知識を深めながら交流した。
 生徒たちは4人一組で対戦して獲得枚数を競い合った。冬休みなどを利用して、暗記してきた生徒たちは、得意札を覚えて大会に備え、少しでも多く札を取ろうと気合も十分。
 上の句が読み上げられると机に並べられた札を真剣に追っていた。冒頭を聞きすかさず「あった」「はい」いう声とともに勢いよく札をはじく音に、会場の空気がひきしまっていた。
あめ市に昭和≠フ活気 大町商議所青年部が駄菓子屋
 大町商工会議所青年部(佐藤治会長)は2月11日の大町あめ市に参加、「エリアサミット・イン・おおまち〜再現しよう!昭和の活気を!!深めよう!地域の絆!!〜」を開く。
本通り沿いの市野屋商店貸事務所と上仲町駐車場を会場に、昭和基地『駄菓子屋きずな堂』を開店。大人には懐かしく、子どもたちには新鮮な昭和の活気を再現、世代間のふれあいが生まれる店づくりを目指し、にぎわいの再生につながるヒントを模索する。
冬の自然ガイド法学ぶ スノーシュートレッキング講座 大町市
 大北地域連携推進会議と県北安曇地方事務所は30日、大町市のサンアルピナスキー場のある黒沢尾根で、スノーシュートレッキング講座を開催した。
 講座は観光ボランティアガイド・案内人等担い手づくり研修会の一環で、スノーシューを履いて冬の北アルプス山麓の自然を対象としたガイド法を学ぶことを目的としたもの。
 一般参加者のほか、大町市や池田町の観光協会、小谷村森林セラピー協議会、NPO法人ぐるったネットワーク大町、池田町ガイドマスター会などから27人が参加した。
ジビエ活用と流通課題 「森人22」シカ解体、調理体験 大町市
 大北地域の林業者らで森林環境問題などに取り組む「森づくり人づくり22」は28日、1月の定例活動を大町市平海ノ口の四季山荘で開いた。約20人が参加し、シカの解体体験や料理を通じて、野生動物と人の関係を考えた。
長野県クマ対策員で、野生鳥獣と人との関わりを考えるBSCN(Bear Smart Community Nagano)代表の後藤光章氏=長野市=を講師に迎え、後藤氏が南信で捕獲したシカ7頭を材料に、さばき方やシカ肉の特性について学んだ。
シカ肉は熟成で味が変わり、仕留めてすぐのものと、つるして熟成を進めたものとの味や食感が違うことなどを説明。シカを木につるしてさばき方などを実演した。さばいた肉はソテーやロースト、ハンバーグなどに調理し、味わった。
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2月の一覧
「がんばれ」歓声響く 常盤で大町市民スケート大会
 大町市、市教育委員会、市体育協会は29日、市民スポーツ祭冬季大会の市民スケート大会を常盤スケート場で開いた。小学生から56歳以上の高齢者まで約40人が参加し、銀盤の上を熱く駆けた。
50bから1000bの年齢・男女別各部門個人戦や分館対抗2000bリレー種目でタイムを競った。同日は気温も氷点下11度まで下がり、市スケートクラブの整備でコンディションも良好となった。コースは一周約155bと小さ目の周回リンクで、元気に駆け回る子どもたちの姿に、「がんばれ」の歓声が響いた。
ことしは西公園スケート場が照明設備工事のために開場が遅れるため、会場を大町南小学校北側の同スケート場に変えた。常盤での開催は20年ぶり近くという。

2012年2月1日(水)付