ハーモニカ手にボラ活動 鳥羽さん夫妻 虹の家で500回目コンサート 大町市
 ハーモニカを手に福祉施設などで慰問演奏ボランティア活動に取り組む大町市の鳥羽繁雄さんと政美さん夫妻は20日、500回目を迎えるコンサートを同市高見町の介護老人保健施設・虹の家で開く。10年以上、県内各地の施設をめぐり触れ合ってきた取り組みが節目を迎える。
人の喜ぶことをしたいと、県内全市町村での公演を目指して演奏活動を開始。福祉施設や保育園、結婚式などさまざまな場に招かれ、北は栄村から南は南信州村まで、車中泊で旅をしながら演奏、500回を重ねる。
レパートリーは童謡から演歌、ベートーベン第九まで幅広い。ハーモニカにとどまらず、朗読やカラオケ、自ら考案したマジックショーや健康体操など、涙あり笑いありの幅広い演目で、会場のお年寄りや子どもたちを楽しませている。
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2月の一覧
同名縁「おたり」「こや」小学校交流 雪国の遊び満喫
 「小谷」と書いて「おたり」と「こや」−読みかたは違うが同名の校名を持つ学校の縁で、埼玉県鴻巣市立小谷(こや)小学校(小島明夫校長)の5年生21人が林間学習の一環で小谷村を訪れている。1日は小谷小学校(三ツ井仁校長)の5年生24人と雪遊びやスキーで交流した。
 同行事は、鴻巣市の児童が総合学習で雪国の暮らしを学ぶなか、同名の小谷小学校を知り、同じ校名の縁により両校の親ぼくを深めようと、毎年小谷村で交流会を開いている。
衛星電話導入の最新救急車 北ア広域南部消防署で納車式

 北アルプス広域南部消防署(長ア喜治署長)に新しい高規格救急車が配備され2日、納車式が行われた。最新の医療設備が充実した救急車で救急医療体制を確保し、住民の緊急時に活躍する。
学校生活へ期待高める 大町西小で一日入学体験
 大町市内の各小学校は4月に入学を控えた年長児を対象に、「一日入学体験」を実施している。校内見学や児童の発表、上級生との交流を図りながら学校生活への期待を高めるねらいでこの時期恒例の取り組み。
大町西小学校(幅下守校長)は1日、1年生の教室で児童50人と同校入学予定の49人が円形のボール紙とタコひもで工作する「ぶんぶんゴマ」で交流した。
お兄さん、お姉さん気分の1年生はお世話係となり、園児のコマ制作を手伝った。自分のクレヨンと白い本体を手渡すと「好きなように描いていいよ」と事前に作った自分の作品を見せながら優しく声をかけ、コマが完成すると遊び方やじょうずに回すコツを教えながら一緒に楽しんでいた。

2012年2月3日(金)付