「鬼は外! 福は内!」
はなのき保育園で豆まき 大町

 大町市のはなのき保育園(伊藤孝江園長・園児141人)は2日、「節分」に合わせ「豆まき」を行った。年の数よりひとつ多い豆を食べたり、豆をまく習慣をパネルシアターで学ぶなど、季節の行事に触れた。
園児たちは年齢ごとに工作した鬼の面をかぶり遊戯室に集合した。年少児のニコニコしたかわいらしい鬼や年長児の強そうな鬼たちは豆まきの由来とされるおとぎ話「おふくとおに」の話を聞いた。
各教室では、いった大豆を手作りの升に分けてもらい、テラスから庭に向かって豆を投げた。「鬼は外! 福は内!」「ごもっとも、ごもっとも」と元気な子どもたちのかけ声が雪景色の園庭に響いた。
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2月の一覧
地域食材で郷土の味を 大町市食改が料理研修会
 大町市食生活改善推進員(傘木知子会長)は2日、「地域の食材を活(い)かした郷土料理」を学ぶ研修会を市保健センターで開いた。会員ら約30人が、黒豚や凍み大根など地域の食材を用いた料理を学んだ。
郷土料理研究家で郷土料理サークル「あざみ塾」「わらび塾」で教える食育インストラクターの長嶌勇次さん=平秋葉林=を講師に招き、信州りんごとカブの甘酢漬け、ゴボウと黒豚肉巻き照り焼き、凍み大根とがんもどきの淡雪煮、地鶏ひき肉だんごのスープ、安曇野こしひかり麦とろごはんのメニューを作った。いずれも大北産の旬の食材をふんだんに使い、健康でおいしい料理が並んだ。
給食バイキング≠ノ舌鼓 大町北小6年生 卒業祝いに
 大町市の大町北小学校(金井伝校長)6年生81人は2日、「卒業お祝い給食」でバイキング式の給食を味わった。来月、卒業を迎える児童たちに楽しい給食の思い出づくりと、自分のからだに合った食べ方を身につけるねらい。
お祝い給食は同校の3、4年生が留守となるスキー教室に合わせ行われている恒例の取り組みで、子どもたちのリクエストから人気の多いメニューを中心に提供する特別給食。栄養士や調理員6人が腕をふるった。
小谷保育園 節分に開運願う
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)で2日、節分の豆まきが行われ、園児が昔ながらの風習で厄よけ開運を願った。
 園児たちそれぞれが、自分でつくった鬼のお面をかぶって集合。牛乳パックや紙皿、廃品を使って色や鬼の角などを工夫した、かわいらしい鬼が勢ぞろいした。
 山田園長が「豆まきで泣き虫鬼や好き嫌い鬼、風邪ひき鬼など、心の中の鬼を全部追い出しましょう」と呼びかけると、子どもたちは「はい」と元気に返事を返した。
 2班に分かれて鬼役と豆まき役を交代しながら、「鬼は外、福は内」と元気なかけ声で豆まきを楽しんでいると、突然、保育士が扮(ふん)した大きな鬼が登場。「こわい」と立ちすくんでいると、福の神が入場して勇気をもらい、全員で協力して鬼を撃退。無事に鬼を退治することができ、ひと安心のようすだった。
子育て支援ルーム お面づくり 白馬

 白馬村の子育て支援ルームは2日、節分のお面づくりを行った。多数の親子らが参加して、節分行事を楽しんだ。
 スタッフが子どもたちにも親しみやすい、かわいい絵柄の鬼の型紙を用意。親子らは色鉛筆やクレヨンを手に、思い思いに色を塗っていった。

2012年2月4日(土)付