白馬からノウハウ学ぶ 韓国平昌 五輪関係者が視察
  2018年韓国平昌(ピョンチャン)冬季五輪の競技会場のひとつ・江原道旌善(チョンソン)郡からの訪日団が7、8の両日、白馬村を訪れた。五輪を経験した冬季競技の先進地から、スキー場整備や大会運営などのノウハウを学ぶ。
旌善郡は江原道の南東に位置する、豊かな自然環境を持った高原観光都市。平昌五輪ではダウンヒルとスーパー大回転のアルペン種目の開催を予定し、スキー場の造成事業を進めている。
郡トップの崔乘俊(チェ・スンジュン)郡守ら行政関係者を中心に13人が、村内のスキー場などを視察した。八方文化会館では、長野冬季五輪の運営に携わった丸山仁也さんや丸山庄司さんら、地元関係者を交えた懇談会に参加し、開催に向けたアドバイスを受けた。
地域福祉に役立てて 大町市 JCシニアクラブ社協に寄付
 大町市の大町青年会議所(JC)の卒業生でつくる、JCシニアクラブ(工藤哲秀会長、会員110人)はこのほど、市社会福祉協議会に3万円を寄付した。
工藤会長、藤巻秀卓副会長、理事の鷲沢恒夫会計、早川正記庶務の4人が市総合福祉センターを訪れ、寄付金を手渡した。工藤会長は「これからは社会福祉が重要。JCと社協は、震災のボラに共に行った関係。微力ですが、地域貢献の力になれれば」と話した。
同クラブは結成以来、地域の福祉に役立てようと、20年以上にわたって毎年事業費の中から社協へ寄付している。
地域の絆を育む 大町市平で雪上大運動会
 大町市平地区子ども会育成協議会の23年度、「雪上大運動会」(海川明文大会長)が5日、平運動場で開かれ、児童が「がんばろう日本!負けるな東北がんばれ!私たちも親子の絆、友達の絆、地域の絆を大切に歩んでいきます」と宣誓。
東日本大震災、県北部地震からおよそ1年後の運動会となり、「被災地に元気を届けられる行事にしたい」と子どもたちが声を挙げた。
同育成会では20回目となる節目の大会と皆の気持ちを受け、約40a四方の「幸せの黄色いハンカチ」50枚を掲揚塔に掲げた。黄色のハンカチがなびく会場に約400人が集い、雪国ならではの運動会を満喫しながら一層の地域の絆を育んだ。
情報化社会ルール学ぶ 大町北小5年生が教室
 大町市の大町北小学校(金井伝校長)はこのほど、パソコンや携帯電話などを媒体とする情報化社会の中で、子どもたちがそれらを安全に利用できるようにと、5年生を対象に情報モラル教室を開いた。教材用に制作した架空のサイトを利用しながら自分を守るためのマナーやルールを学んだ。
講師は塩尻市教育委員会の中村聡士指導主事。インターネットのホームページやコミュニティーサイトに潜む危険や利用に必要な知識などを説明した。
「七色大カエデ」版画寄贈 太田克己さん池田町に
 池田町の「七色大カエデ」を題材とした版画「七色大カエデ(大峰高原)」を制作した信州版画協会会員の太田克己さんが6日、同作品を池田町に寄贈した。
版画作品展を見て以来、版画に魅力を感じて55歳から始めたという太田さんは、教室に通いつつもほぼ独学で版画の技術を習得。寄贈した版画は、一昨年10月末に初めて大峰高原を訪れた太田さんが大カエデの美しさに感動して作品に仕上げた8色刷り縦40a、横60aの作品。昨年の第61回板院展に入賞した。
版画は同じ版でも一枚一枚、色、風合いが違うといい、池田町には7枚刷ったうち同展に出品したものを寄贈した。

2012年2月8日(水)付


そば打ちで三世代交流 大町市 堀六日町で講習会
 大町市の堀六日町公民館で5日、恒例のそば打ち講習会が開かれた。園児から80代まで約30人が参加し、手打ちを通じて三世代交流を深めた。
 水の分量を正確に量り、丁寧にそば粉になじませだんご状にしていった。子どもたちは慣れない作業に苦戦。そば打ち歴15年以上という高木教男さんのアドバイスを受けながら熱心に練り合わせていた。
 出来上がったそばはすぐにゆで上げられた。参加者は自身で打ったそばの味に満足げな表情を浮かべていた。
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