かまくらバーにぎわう 白馬雪恋まつり
 白馬村の雪の魅力をアピールするイベント「白馬雪恋まつり」が10日から、村内スキー場で始まった。Hakuba47ウインタースポーツパークでは、メーン会場として「かまくらビレッジ」がオープンし、来場者でにぎわっている。
会場ではキャンドルをともした雪の塔が入り口で来場者を迎え、畳が敷かれたり火鉢の置かれた温かみがあるかまくらが並んでいる。最も目を引くのが巨大な雪山をくりぬき、内部で飲食が楽しめる「かまくらバー」だ。
 会場を訪れた中西理央さん=神戸市=は「よく白馬に来るが、こんなに大きなイベントは初めて。かまくらの中は意外に暖かくびっくり」と雪国を満喫していた。
「雪恋まつり」は県スキー発祥100周年を記念し、各スキー場が連携して一大観光イベントとして白馬を盛り上げている。
おおまち雪まつり 合庁前ライトアップ 木ろうそくと竹灯篭で
 開催中の「大町雪まつり」とまちなかイベントのあめ市に合わせ、北安曇地方事務所の職員らでつくる、県職員互助会北安曇支部(支部長=久保田俊一地域政策課長)は9、10の両日、大町合同庁舎前に木ろうそくと竹灯篭(とうろう)をともし、夜の大町を炎のライトアップで歓迎した。
初日の点灯式では、約50人の職員が見守る中、合図とともに丸太に切れ目を入れた木ろうそくに次々と火がともされ、夜の雰囲気を盛り上げた。
白馬少年スキージャンプと回転 五輪目指し熱い空中戦
 県スキー連盟公認の「白馬少年スキー大会」のジャンプ競技が4、5の両日、白馬岩岳スノーフィールドの白馬岩岳スモールヒルで行われた。県内の小学生30人余がエントリー。2日間にわたり熱い空中戦を繰り広げた。
 合図とともに、選手は勢いよくスタートを切り、ランディングバーンめざして空へと飛びだした。岩岳スモールヒルは小さなジャンプ台ながら、ヒルサイズ23b、K点20bという高低差のある本格コース。スピード感あふれる迫力の大ジャンプを披露していた。
 ジャンプ競技は2014年ソチ冬季五輪で女子の正式種目に新採用され、地元選手の活躍が期待されている。今大会にも女子の部に多数の選手がエントリー。男子顔負けの飛躍が見られ、健闘した。
全国で一番の米食べて 松川小3年生 福祉施設に寄贈
  総合学習で米作りに取り組む松川村の松川小学校3年生は9、10の両日、自分たちで育てた米を村内の福祉施設など8施設に寄贈した。「大切に育てた米をおいしく食べて」と児童たち自ら手渡した。
同学年は、アイガモ農法などを利用した無農薬有機で、稲刈り、はぜ掛け、脱穀まで児童らが作業して米作りを学んでいる。福祉施設への米の寄贈は6年ほど前から行っている事業。
 ことし、児童らが育てた米は「米食味分析鑑定コンクール国際大会」で金賞、「瑞穂の国美味しいお米コンクール関東甲信越静大会inきじま平大会」の学校部門で銀賞を受賞している。児童らは2日間で8施設に白米合計165`、33袋を贈った。
冬の一日楽しんで 岩岳スキー場で感謝祭 白馬
 白馬村の岩岳観光協会(矢口公勝協会長)は10日、岩岳スキー場で「岩岳感謝祭」を開いた。日ごろの感謝を込め、冬の一日を楽しんでもらおうと毎年行われている。ことしは長野県スキー発祥100周年記念イベント「白馬雪恋まつり」のオープニングを飾る催しとして実施。
 これからの100年のスキー活性化を願い、多数の催しに地域一丸となって取り組んだ。県内外から訪れた多数のスキー客でにぎわい、例年以上の活気のある感謝祭となった。
 祭りは地元の有志による「塩の道太鼓」の勇壮な演奏で幕開け。ゴンドラ乗り場前の特設会場では、地場野菜をふんだんに使った名物の2000人分の大鍋のみそ汁や甘酒、たる酒などの振る舞いや、大抽選会など多彩なイベントを実施して来場者を歓迎した。ゆるキャラのアルクマも来場し、イベントを盛り上げた。
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2月の一覧

2012年2月11日(土)付


個性豊かな作品一堂に いーずらで仁科台中学校展
 大町市教育員会主催の市内小中高校の児童、生徒の作品を各校巡回で展示する、「市内学校展・仁科台中学校」は13日まで、仁科町のギャラリー・いーずらで開いている。
技術や家庭科、美術などで制作した作品約80点が一堂に並んでいる。各学年が取り組んだ作品はどれも見事な出来栄えで、生徒たちの真剣さが伝わる。