音楽で市街地元気に 大町市 「まちへ行こう」50回節目 大町市内の有志らで実行委員会をつくる「「まちへ行こう!プロジェクト」(佐藤尚武会長)の「街なかライブ」第50回が11日、大町中央商店街の元「おもちゃのにしな」店舗跡で開かれた。音楽で市街地を盛り上げようと開いてきた取り組みが節目を迎えた。 同ライブは7年前、中央商店街を焼いた大火をきっかけに、音楽を通じて中心商店街を活気づけようと、「蔵の音楽館」利用者を中心に実行委員会がつくられ、始まった。 気楽に演奏に参加できる舞台として親しまれ、中高生から70代まで幅広い層が音楽を通じて集い、商店街で開くさまざまなイベントに合わせて開催し、街中ににぎわいを提供し続けてきた。 |
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思い込め手づくりチョコ 松川村 商工会青年部が親子教室 松川村商工会青年部はこのほど、初企画「親子バレンタインチョコレート手作り教室」を同村すずの音ホールで開いた。村内から、小中学生の親子や友人同士の20人が参加。バレンタインデーにあわせて、大切な人に贈る生チョコを思いを込めて作った。村商工会青年部が親子や友達で楽しんでもらえるイベントをと初めて開いた。 同村のケーキ屋くまさん家の店主・宮澤渉さんを講師に、生チョコ製作に取り組んだ。製菓用チョコレートを使って作った生チョコをハートの型に流し込み、デザインを考えながらナッツやシュガースプレーで彩り、チョコペンでメッセージを書くなど思い思いにチョコを作りあげ、かわいらしいラッピングやメッセージカードをつけた。参加者は生チョコ作りのコツを教わって、プロの技術を身につけていた。 |
育てた野菜でコロッケ 松川中生が加工体験 松川村の松川中学校園芸部の加工体験が12日、同村農産物加工施設・農村婦人の家で行われた。自分たちで育てたジャガイモなどの野菜を使ったコロッケ作りを体験。農産物を育てる大変さやおいしさに触れた。 同村ちひろ公園隣の約10eの畑を、同部と村内農業者でつくる「おひさまクラブ」で放課後の時間などを利用して管理。ことしは加工用トマトやカボチャ、ハクサイなど10種類以上の野菜を育て、キャベツは給食用に利用した。 加工体験は、自分たちでつくった野菜が口に運ばれるまでを学ぼうと昨年度から始めた。ことしはこれまでに、トマトケチャップ、みそ造りの体験をしている。 |
舞台で「家族のきずな」 松川の劇団すずの音公演 松川村を中心とした住民でつくる「劇団すずの音」(梨子田芳正代表)は12日、第2回公演をすずの音ホールで開いた。昨年の東日本大震災を受け、「家族のきずな」をテーマにした新作を公演し、熱がこもった演技で来場者約220人を楽しませた。 新作は団員が地域に伝わる民話をもとに脚本を書き、地元の山の由来を描いた「かぼちゃ山伝説」。川のはんらんや飢饉(ききん)にあえぐかつての松川で、貧しい農家が臨終の祖母のため、山を売ってカボチャを手に入れる話。 ことしは小学1年生から60代まで団員15人が出演し、新作と「かぶろ様と天狗」を公演。共演の「すずの音子ども合唱団」、裏方で舞台を支えたスタッフや「すずの音応援団」と合わせ、総勢約40人が手作りの劇をつくりあげた。 |
生きた英語で国際理解 小谷中学校 外国人留学生と交流会 小谷村の小谷中学校(小林芳裕校長、88人)で13日、スキー講習会で村を訪れている、東京大学の外国人留学生と同中生徒の交流会が開かれた。同大で学ぶアジア各国や欧州出身の、21か国約30人の留学生が来校。全体交流会での歓迎式典と、1年生主催の交流会が行われ、中学生が生きた英語で国際理解を深めた。 歓迎式典で生徒会長の淀光儀さんは「ようこそ小谷へ。皆さんは雪国やスキーを楽しまれましたか」と英語であいさつ。留学生は「イエス、イエス」と笑顔で返事を返し、生徒たちと留学生の距離感は一気に縮まった。 |
雪国の知恵爪カンジキ 小谷村と観光連盟 伝統文化の体験会 小谷村と村観光連盟は12日、地域の伝統文化を体験する「爪カンジキづくりの旅」を中土観光交流センター・やまつばきで開いた。25人が参加し、豪雪地帯ならではの生活の知恵を学んだ。 イベントは村特産品推進準備室が、村内の魅力ある人や文化を観光資源として誘客に生かそうと企画、観光連盟と連携して売り込みを図る事業の第1弾。定員を大きく上回る約60人から、応募や問い合わせがあったという。 |
2012年2月15日(水)付