冬の特産品でフランス料理 いーずら小谷 地元シェフ講師に教室 小谷村公民館企画の、「いーずら小谷」の最終回が13日開かれた。村内のフレンチレストラン「ワインのある食卓」の花岡甲子夫シェフを講師に招き、料理教室を開催。雪の中で収穫された雪中甘藍(かんらん)、スノーキャロットなど同村の冬の特産品を使った、家庭で作れるフランス料理を学んだ。 |
白銀の森をハイキング 千年の森自然学校とぐるったネット 大町市平高瀬入で 「冬のファンタジアおおまち雪まつり」の一環として「スノーシューを履いて白銀の森に出よう 雪上ハイキング」が12日、大北地域や長野、松本などから14人が参加して大町市平高瀬入の「北アルプス森のくらしの郷」で行われた。 参加者は千年の森自然学校代表の朝重孝治さん(50)と、ぐるったネットワーク大町ガイドグループの梅田敏男さん(52)のガイドで森へ入り、全層雪崩の跡を観察、芽吹き始めたクロモジやコブシ、早くもつぼみの膨らみ始めたダンコウバイなどの、春の準備を始めた植物についての説明を受け、森の散策を楽しんだ。 |
支え合いで自殺防止 大町市 ゲートキーパー養成講座 大町市は13日、「心の健康をサポートするゲートキーパー養成講座」の初回を市中央保健センターで開いた。うつ病や自殺の防止に向けて市民の心の健康づくりを推進しようと開催。心の健康について、市での現状やうつ病体験者の報告など、支え合いにつながる基礎知識を学んだ。 市保健センターや県保健福祉事務所の職員が、市の自殺の現状などついて報告。市内では平成12年から22年までの自殺者は86人と、交通事故死者の3倍余に及んでいるという。 自殺は健康や家庭、経済などのそれぞれの問題がもとで、心理的に追い込まれた末の死で、家庭や職場、地域などさまざまな場で、身近な人の自殺の危険性に気づき、寄り添える「ゲートキーパー」の役割が大切とした。 |
3月15日まで 確定申告 ネット活用を 「早めに」呼びかけ 平成23年度所得税の確定申告受け付けが16日から、全国一斉に始まった。大町市の大町税務署には初日から、多くの納税者が訪れ、申告を行っていた。同署では納税者に、インターネットを使った電子申告などを活用し、早めの申告を呼びかけている。 会場にはパソコンを使った申請書の作成コーナーや相談窓口などが開設され、職員がサポートにあたり納税者が必要事項をパソコンに入力していた。申告しながら操作方法を身に付け、来年以降の電子申告に備える人もいるようだ。 |
軒先に白いすだれ 小谷保育園 寒干し大根作り 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)年中園児23人は13日、園児が秋に同村伊折地区で地域のお年寄りと育てた大根を使って「寒干し大根」を作った。 寒干し大根は収穫した大根を寒風にさらし、乾燥させて作る、昔ながらの保存食。高い栄養価と独特の甘みと食感が、冬の食卓を豊かにする食材として古くから親しまれてきた。現代は新鮮野菜がいつでも流通していることから作る人も少なくなっている。 同園では伝統食を次世代の子どもたちに広く伝えていこうと、伊折地区の伊折農業生産組合のお年寄りの協力を得て、共同畑でお年寄りとともに大根の栽培から手がけ、寒干し大根作りに取り組んでいる。 同組合の女性が園を訪れ、園児に寒干し大根の一連の作業を指導した。園児は皮むきとゆでた大根にわらを通し、物干しざおにかける作業を体験。豪雪の園の軒先に、白い大根のすだれが並んだ。 |
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2012年2月17日(金)付
110チームタイム競う 白馬岩岳 全国学生スキー大会 白馬村恒例の第39回全国学生岩岳スキー大会(村スキークラブ主催)は13日、白馬岩岳スキー場で開幕した。アルペン男子本戦の予選会を兼ねた、村長杯争奪大会が行われ、全国の大学から出場した約110チームが、各校の名誉をかけてタイムを競った。 大会では村長杯のスーパー大回転、大回転、新人戦の男女各3種目に、延べ約660人の選手がエントリー。男子は選考会を勝ち抜いたチームが、3月10〜16日のアルペン競技の部に出場する。基礎スキーの部は2月26日〜3月2日に開催。 開会式では雪が舞うスキー場に、団旗を手にした各大学の選手たちが整列。昨年度の予選会で団体総合1位を獲得した、日本大学生物資源科学部スキー部「GASPER」の植野有希人部長が、「日ごろの練習の成果を発揮し、正々堂々と戦います」と選手宣誓した。 |