首都圏大学生が白馬体験 再活性化向けモニターツアー
 白馬村で首都圏の大学生を対象とした「雪マジ!19モニターツアープロジェクト」が展開されている。リクルート、大学生協東京事業連合、八方尾根スキー場が連携し、観光庁が催行経費の一部を負担する調査事業として実施。
 往復バス、1泊2食付、レンタル・リフト券付きで1人6900円という破格料金でスキーはもちろん、スノーシューや雪遊びの雪山体験企画も盛りだくさんというツアー。今月下旬まで5回実施し、参加した大学生のアンケート結果から若者の生の声を聞き、旅行振興とスキーエリア再活性化のための、あらたな需要創出を目指したいとしている。
 大学生協を通じ、1月下旬から2週間ほどの告知だったにもかかわらず、インターネットや口コミで110人余が参加を希望した。
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2月の一覧
企業実習一年の成果発表 池工版デュアルシステム閉講式
 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)の生徒が地元企業などで実習する、池工版デュアルシステム生徒発表と閉講式が16日、同校で開かれた。12人の3年生が町内など近隣の7事業所で1年間研修を受けた成果を発表した。
同授業は3年生の必修科目「課題研究」として、キャリア教育の一環で行っている平成18年からの取り組み。技術向上や社会的職業能力向上、コミュニケーション能力の向上などを図る。
自慢の歌披露し交流 大町市老連カラオケ発表会

 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は17日、市総合福祉センターでカラオケ発表会を開き、約150人が集まった。市内40の老人クラブから52人が出演し、自慢ののどを披露。盛んな拍手を浴びていた。
 発表会は、春秋の研修旅行や文化祭への参加と並んで老連文化部の主要活動の一つで、10年以上続き、会員も楽しみにしているという。
福投げにぎわう 松川あめ市
 松川村内の19店舗でつくる松川スタンプ会(中山政美会長)のあめ市が19日まで、セピア駐車場を抽選会場に開かれている。福投げなどに多くの家族連れの姿があり、にぎわいを見せている。
 福投げの開始時間が迫るころにはビニール袋など手に子どもたちが集まりだした。軽トラックの荷台上からまかれるお菓子に、われ先にと群がり、あめ市ならではの光景が広がっていた。
大町地区子ども会育成協 小学校の枠越え交流 国営公園で自作そり体験
 大町地区子ども会育成協議会(柳澤英幸会長)の冬季体験学習事業が18日、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開かれた。同地区にまたがる小学校3校から多くの子どもたちが参加。木製そりやピザづくりなど通じて、小学校の枠を越えた交流を深めた。
 そりづくりでは、金づちや釘を使った接合などこれまで体験したことのない作業に悪戦苦闘。保護者らの手を借りながらマイそりづくりを黙々と進め、初滑走に期待をふくらませていた。ボディーの色を相談し合うなど、親子の会話も弾んでいた。
地域の安全守る拠点新設 小谷警察官駐在所が開所
 老朽化に伴う移転改築工事が行われていた、小谷村雨中地区の大町警察署小谷警察官駐在所が17日、開所した。住民の相談業務を行うコミュニティルームの新設や全面バリアフリー化など、誰もが使いやすい施設に生まれ変わった。
新施設は木造2階建てで、敷地面積が約450平方b、延べ床面積は約170平方b。1階部分を事務所、2階部分を住宅として使い、警察官1人が常駐する。旧施設と比べ駐車スペースを拡張し、障害者専用を含めて一般用に3台を確保した。
地域の安全を守る拠点施設として防犯カメラなどを備え、旧施設で屋外にあった緊急通報装置も屋内に設置した。移転によって駅に近付いたことで、住民の利便性も向上する。

2012年2月19日(日)付