松川村長選 平林氏無投票で3選 「初心に戻り元気な村に」 厳しい時代のかじ取り託す 任期満了に伴う松川村長選挙が21日、告示され、現職の平林明人氏(69)=無・緑町=のほかに立候補の届け出がなく、無投票で3選が決まった。村民の要望を聞きながら、村づくりのリーダーとして厳しい時代の村政のかじ取りが求められる。 立候補の届け出が締め切られた午後5時すぎ、無投票当選の報が平林氏のもとにもたらされた。平林氏は「初心に戻り、住民のみなさんの力をお借りして、住民目線に立った開かれた村政運営をしていきたい。唱歌『故郷』の歌詞にある『志を果たして、いつの日にか帰らん、山は青き故郷、水は清き故郷』のようにみんなが帰ってくる元気な村にしたい」と次期村政に向け決意を新たにした。「支持者のみなさんには8年間支えてもらい本当に感謝の気持ちでいっぱい。3期目の4年間も、いままでどおり熱い支持をいただければ。任期いっぱいがんばりたい」と感謝を表した。 |
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車窓の雪景色楽しむ 大糸線「いろどり号」運行 JR東日本長野支社は18、19の両日、北アルプス山麓の冬景色を楽しむ旅行企画「大糸線雪見列車」で、団体専用列車「北アルプスいろどり号」を運行した。白馬村では白馬駅から信濃森上間や、信濃森上から白馬大池間で減速して運転。多くの乗客が車窓からの大糸線の雪景色を存分に堪能した。運行にあわせ、いろどり号の停車する白馬駅では地元の音楽愛好家の篠ア久美子さんが音楽で乗客をもてなした。 音楽によるもてなしは19日に実施され、オカリナで優しい音色を奏でた。素朴な音色は深く豊かで、乗客の心を打った。誰もが良く知る唱歌の演奏では乗客もいっしょに合唱し、美しいハーモニーが周囲に響き渡っていた。 |
磨き抜かれた滑り競う 大町市民スキー大会 恒例の大町市民スキー大会(大町市、市教育委員会、市体育協会主催)が19日、爺ガ岳スキー場で開かれた。大回転(ジャイアントスラローム)を競技種目に分館対抗で争われた。子どもから70代まで約170人がエントリーし、磨き抜かれた滑りのテクニックを競った。 全長1500b、標高差240b、平均斜度16度、35旗門のコースで争われた。オープン参加含め25分館から参加があった。選手たちは仲間や家族が見守るなか、見事なシュプールを描いていた。 転倒しても立ち上がりゴールを目指すなど、あきらめないちびっこスキーヤーの勇姿に、大きな拍手歓声があがっていた。 |
次代の担い手育成も 旭町福祉ネット3世代交流 大町市旭町の小地域福祉ネットワーク「あさひ会」(高野ヒデ会長)は19日、町公民館で3世代ふれあい交流会を開いた。小学校PTA(長沢美穂会長)や子ども会育成会(杉田豊会長)の協力も得て、未就学児・小学生からお年寄りまで約30人が参加した。 地域福祉について関心を深める機会とするとともに、次世代の担い手育成もねらいに開催。血圧測定やラジオ体操、レクリエーション、昼食会なども行い、和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深めた。 |
池田町 安心のまちづくり 公民館と社協 初の合同講演会 池田町公民館大会・池田町社会福祉協議会大会が18日、町公民館講堂で開かれた。「誰もが安心して暮らせる池田町を目指して」をテーマに、初の合同講演会もあり、町民ら約260人が耳を傾け、住民と行政が連携した公助・共助のまちづくりについて考えた。 最高検察庁検事退官後、公益財団法人さわやか福祉財団理事長の堀田力さんが講演。隣近所含めた平素からの人とのつながりが、未曽有の災害時に多くの命を救うとし、安心した暮らしには支え合いが欠かせないと強調した。 講演会後は、堀田さんや同財団インストラクター、町社会福祉協議会事務局次長の井上賢一郎さんをパネリストにパネルディスカッションがあり、お年寄りを中心とした居場所のあり方や役割、効果などについて意見を交わした。 |
読み聞かせで読書の輪=@大町のサークルが活動発表 大町市内の読み聞かせサークルなどでつくる、大町市読書ボランティア連絡会(一本木佐知子会長)は18日、各会の活動を発表する「BOOK BOOK2012」を大町図書館で開いた。家族連れなど来場者約90人が巧みな語り口や物語を楽しみながら、本の魅力にふれた。 イベントは平成13年から、市内を会場に続く恒例行事。ことしは英語の絵本を扱うサークル、地域の年配者でつくるサークルなど、個性的な8団体が出演。八坂住民でつくる「おはなし カリヨン」が新たに加わった。絵本の展示も行われ、各会のおすすめや国外の作品、乳児向けなど約100冊が並んだ。 |
2012年2月22日(水)付