白馬 木流川と親しむ会が観察会 雪原散策 冬の魅力体感
 白馬村と同村の有志でつくる「木流川と親しむ会」は21日、恒例の冬の観察会を開いた。人と自然の共生・環境保全に取り組みながら、地域住民と四季の自然を楽しむ企画。自然豊かな雪原をスノーシューやかんじきで歩き、冬の魅力を体感した。
 親しむ会の浅香公夫会長は「身近なフィールドで五感を使って、自分の感性や視点で冬の自然を楽しみましょう」と呼びかけた。自然に詳しい会員らが、厳しい寒さの中で繰り広げられている動植物の営みなど、みどころを解説。リンとした冷気に包まれた雪原で、雪の感触を確かめながらゆっくりと歩いた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

2月の一覧
仲間と学び充実感 いきいき実践塾閉講 県シニア大で卒業式

 県シニア大学大北学部の第31期卒業式と県地域いきいき実践塾大北支部13期閉講式が22日、県大町合同庁舎5階講堂で行われた。卒業証書や修了証を手にした59人は、それぞれこれまでの学びや仲間づくりを振り返り、充実した表情を浮かべていた。
松川村長選 平林村政の継続を信任 当選報告会 村民の声 反映させる

 任期満了に伴う松川村長選挙が21日、告示され、現職の平林明人氏(69)=緑町=が無投票による3選を果たした。当選報告会は同日夜に東松川の選挙事務所で開かれ、支持者ら約110人が参加し、ダルマの開眼などで3選を祝った。平林氏は多くの支援に感謝するとともに「村民の意見をしっかりと聞きながら、信じた道を真っすぐに進んでいきたい」と3期目に向けた決意を語った。
高さ10b自然の造形美 大町市 八坂大滝に巨大氷柱
 大町市八坂石原の「八坂の大滝」で、流れ落ちた滝の水と雪が凍って積み重なった氷柱が大きく育ち、最盛期を迎えている。つららと水しぶきが青空に映え、幻想的な自然の造形美が訪れた人の目を引いている。
氷柱は、切り立ったがけから落差50bで降り注ぐ水が滝つぼに落ち、雪と重なって凍り、柱となって伸びる現象。ここ数日の冷え込みでさらに成長し、滝の裏を通る遊歩道より高い10b以上に育った。
冬の里山楽しむ 白馬スノーウオーク
 白馬村の白馬岩岳スノーフィールドを会場に、18、19の両日「2012白馬スノーウオーク」が開かれた。スノーシューをはいて白銀の世界を歩く、ノルディックウォーキングの雪上版。
 スノーシューを使用した冬の里山歩きは同大会のみ。2日間で約200人と、昨年を大幅に超える参加があり、全国各地から訪れたノルディックウオーク愛好家、スノーシュー愛好家らが雪国ならではのウオーキングを堪能した。

2012年2月23日(木)付