親子連れ 雪上スポーツ楽しむ 白馬村 スキージャンプ子どもの日
 白馬村の白馬ジャンプスキー場を会場に26日、「2012スキージャンプ子どもの日」(村、村教育委員会、白馬村子ども会育成会連絡協議会共催)が開かれた。長野県スキー発祥100周年記念イベントとして実施。村内外から100人余の親子連れが参加。ジャンプ競技場での子ども向けイベントは初企画という。日ごろは見学する施設を遊び場に変え、雪上スポーツを楽しんだ。
 ノーマルヒルの下部では1b級、5b級、10b級の特設のミニジャンプ台を設置して、ジャンプ大会を行った。スキーを履いてまもない小さな子どもたちも果敢に挑戦。華麗な「K点超え」のジャンプを繰り出す子どもたちもあり、五輪選手の気分を体感していた。
4年間期待に応えたい 松川村選管 平林氏に当選証書付与
 任期満了に伴い21日告示された松川村長選挙で、無投票で3選を果たした現職の平林明人氏(69)=緑町=への当選証書付与式が27日、村役場で開かれた。証書を受けた平林氏は「これからの4年間も元気に、村民の期待に応えるべくがんばります」と決意を述べた。
村選挙管理委員会や課長らが出席するなか、竹内岩雄選挙管理委員長から平林氏へ証書が手渡された。竹内委員長は「前回に引き続き無投票選挙だったが、これまでの平林さんの実績や村民からの信用があってのことだと思う。さまざまな面で厳しい時代ではあるが、期待、信用を受け止め、大いに活躍してください」と激励した。
平林氏は、子育て・高齢者支援の充実として、高齢者支援の環境整備、農業や観光の振興などを公約に挙げ、「心豊かな、活力ある村づくり」に取り組む。
当選は、26日に開いた選挙管理委員会選挙会で決定した。初登庁は3月7日。
スキージャンプ 日本勢の世界一に貢献 小谷中の山田優梨菜選手
 スキージャンプの小谷村小谷中学校3年・山田優梨菜選手(15)は25日、トルコのエルズルムで行われた、世界ジュニア選手権女子団体(HS108b)で優勝を果たした。2回目にK点を越える101・5bを飛び、日本の金メダル獲得に貢献した。
日本は山田、伊藤有希=北海道下川商業=、=cd=21c5梨沙羅=北海道上川中=、岩渕香里=飯山高=の4選手が出場し、計968ポイントと2位ドイツを100ポイント以上引き離して勝利した。
山田は昨シーズンに続き、2度目の世界ジュニア出場。個人では11位に入った。3月には初開催のワールドカップジャンプ女子=山形市蔵王=への出場を控える。来年度はスキーの名門・白馬高校への進学を決めている。
 村出身選手の快挙に村内からは「これまでの努力のたまもの」「周囲の応援が励みになったのでは」など喜びの声が上がっている。
サークル活動の成果発表 大町市芸文協 はばたきの集い
 大町市芸術文化協会(佐藤尚武会長)は26日、活動成果発表会「はばたきの集い」を同市サン・アルプス大町で開いた。地元地域で活動するさまざまなサークルの発表会に多くの来場者があるなかで、日ごろ培ってきた稽古や積み重ねの集大成を発表した。
第一部は昨年から取り入れられた加盟団体の合同演目で「江戸時代をイメージした」というそれぞれの演目が、第二部は自由演目が上演された。現在加盟している子どもから大人まで、団体の会員らが日本舞踊や詩吟、ギター演奏、カラオケなど日ごろの練習成果を見せ、来場者が静かに見入っていた。ロビーには油絵や書道、詩やエッセイなどが展示され会場を彩っていた。さまざまな商品が当たる大抽選会も行われ、100人以上が来場し盛り上がっていた。
大町市新キャラ「おおまぴょん」 市長賞 東京の杉原さんに
 大町市が地域ブランド戦略で制作していた「しなのおおまちキャラクター」が決定し、27日に発表された。多数の応募作の中から、東京都の杉原由希子さんの作品「おおまぴょん」(作品番号104番)が大町市長賞に選ばれた。
「おおまぴょん」は市の動物カモシカをモチーフに、北アルプスを象徴した山を頭にかぶり、水や涼しさを表した青い色で大町らしさを表現した。
幅広い年代層に愛される姿と愛嬌あるほのぼのとした表情で、住民や観光客にとっての「癒しの大町」を表現していることが選考の決め手となったという。
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2012年2月28日(火)付