小谷 栂池高原雪の祭典&ウルトラ感謝祭 にぎやか100周年祝う

 小谷村の栂池高原スキー場で25日、「第41回栂池高原雪の祭典&ウルトラ感謝祭」が開かれた。ことしは長野県スキー発祥100周年を迎え、同スキー場では節目を記念して昼の部と夜の部で特別イベントを企画。両イベントとも国内外から多数の来場があり、にぎやかに100周年を祝った。
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2月の一覧
複合W杯今季3度目V 白馬出身の渡部暁斗選手

 白馬村出身のノルディック複合選手・渡部暁斗さん(23)=北野建設スキー部=は26日、チェコのリベレツで行われた、ワールドカップ(W杯)第20戦で勝利をおさめた。今シーズン3度目の優勝でランキング首位との差を縮め、総合優勝の可能性にかけて残り3戦に挑む。
大人も楽しめる折り紙 大町市 大北図書館の集いで講習
 平成23年度大北図書館の集いは25日、市立大町図書館視聴覚室で開き、図書館協会会員や市教育委員、一般ら約40人が参加して大人も楽しめる折り紙の講習を受けた。
同市八坂在住の折り紙作家、布施知子さんを講師に複数枚の紙をつないで造形する「ユニット折り紙」を中心に紹介した。
参加者は3枚の折り紙を同様に折りパーツを作成。それを組み合わせた三角形の小箱作りに挑戦した。数回にわたって折りこんだりする複雑な作業に四苦八苦しながらも、完成すると童心にかえったような笑顔を見せていた。
 昼の部は昨年に続き「一本ぞり滑走」のデモンストレーションが行われた。一本ぞりは、昭和30年代ごろまで同村の主要な産業であった林業で真冬の木材の搬出手段として多大な役割を担っていた冬の用具。次世代に伝統技術を伝えようと、保存会が設立されてイベントなどで披露している。
 ことしは鐘の鳴る丘ゲレンデから、9台のそりが滑走を披露した。みのとすっぺんじょと呼ばれる雪靴、かんじきという当時のいでたちに身を包んだ会員が、木材を積んだそりをジグザグ操作しながら実演した。
 そりに積まれたのは4bの長さの丸太数本で、総重量は1台100`を超える。重さをものともせず、みごとな運搬技術を披露し、会場を沸かせた。
プロから剪定法学ぶ 池田町のバラ愛好会
  池田町バラ愛好会(村端浩代表)は26日、初の講習会「バラの剪定(せんてい)講習会」を同町渋田見北のロッヂ赤い屋根南側のバラ園で開いた。会で管理している園のバラの枝を使い、会員や一般参加者約30人がプロから、育てるのが難しいといわれるバラの選定方法を学んだ。
同会顧問の遠藤常夫さん=滝沢=が講師となり、バラ園に昨年植えた約100本の立ち木やつるのバラの木を使って参加者が実践しながら選定方法を学んだ。
 遠藤さんはある程度太い枝を残すようにしながら「枝の間の風通しと日がまんべんなく当たるように考えて」と枝の切りかたを指導。剪定に適した「休眠期」にあたる今の時期に行うと病気にならないといい、良い芽をつけるための剪定法を教えていた。

 夜の部は総勢500人をめざした大規模なたいまつ滑走でスタート。信州のイメージキャラクター・アルクマや小谷のゆるキャラ・たりたりも登場し、イベントを盛り上げた。松川村の響岳太鼓の躍動感あふれる演奏に乗せて、白銀の夜空に数々の華やかな花火が打ち上げられ、フィナーレを飾った。

2012年2月29日(水)付