雪と火の祭典 勇壮に 小谷大網 1か月遅れ開催
 記録的な豪雪のため延期されていた小谷村の「大網地区雪と火の祭典」が10日、1か月遅れで開催された。地域住民と来場者が一体となって、山あいの豪雪地・大網の雪の夜を熱く盛り上げた。
 同地区の伝統と民俗を織り込み、雨飾山をご神体とした山岳信仰の要素も取り入れ、踊りや和太鼓を奉納する独特の神事。30数年前に創作され、今では小谷を代表する冬の風物詩として親しまれている。
 ふんどし姿にミノをまとって鬼に扮した若者らが行列を作って、みこをみこしに乗せ、たいまつを手に阿弥陀ケ原の会場の結界まで、おごそかに進んだ。幻想的な風景をカメラにおさめようと、多数のカメラマンが待ち構え、盛んにシャッターを切っていた。
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3月の一覧
池田 3・11町民のつどい
 池田町民の有志が中心となり被災地復興支援を行っている「被災地支援池田町民ネットワーク」(矢口稔会長)のイベント「東日本大震災から1年 私たちは忘れない 3・11町民のつどい」が池田町創造館で開かれた。震災から1年、東北地方の海産物即売で被災地を応援したり、会員らがこれまで行った支援活動を振り返って意見交換し、改めて震災復興のあり方を探った。
ロビーで行われた「1周年のひろば」では、被災地の写真を展示しながら、女川町などの海産物や加工品が販売された。いまだ、ワカメの加工場が復興していない現地から、水揚げしたままのワカメが届き、会員自ら加工して販売も。開場から多くの客がつめかけ、新鮮な東北地方の食品を買い求め、品物は約1時間で完売する盛況振りだった。
夕方から行われた「町民のつどい」では、震災当時の映像が上映されたり、現在の被災地の様子、被災地復興のための考えを参加者同士で意見交換し、未だ復興途中にある東北に続けていくべき支援を考えた。
原発廃止悲劇 繰り返すな
  労組などで実行委をつくる「震災復興・なくせ原発3・11行動in大北」(壇原毅也実行委員長)は、大町駅前広場公園で開いた。主催者発表によると約200人が集い、地震が発生した午後2時46分に黙とうをささげた。
震災翌日に大きな被害と影響を与えた福島第一原発事故を教訓に、国に震災復興の早期実現と原子力発電の全廃を求める決議を朗読。原発反対と自然エネルギーへの転換を訴え、中央通り商店街をデモ行進で練り歩いた。
東日本大震災から1年 大北各地で復興祈る集い
 東日本大震災の発災から1年を迎えた11日、大北でも復興祈願の集いが各地で開かれた。復興の早期実現を祈り、黙とうで犠牲者を追悼し、それぞれの立場から願いを込めた。
大町市白塩町の青年団OBらによる「塩満(えんまん)会」(合津澄人会長、約35人)は、復興祈念プロジェクト「灯明=絆の灯」を同町公民館や住民宅で開いた。「絆」の文字をキャンドルでともし、地域を挙げて復興への祈りを希望の灯りに託した。
公民館には、会員ら25人ほどが参加。約200個のペットボトルで作った円柱形の灯明を「絆」の字に並べ、参加者が次々に点火。淡い光を放つ灯明を前に1分間の黙とうをささげ、地震や津波で亡くなった犠牲者を悼み、被災地の復興へ思いを巡らせた。
スキー伝来100年 催し多彩 2年ぶり白馬五竜スノーフェス

 白馬村の白馬五竜スキー場で10日、同スキー場恒例の「白馬五竜スノーフェスティバル」が開かれた。昨年は東日本大震災や県北部地震の影響で中止となり、2年ぶりの開催。ことしは県スキー伝来100周年を祝い、復興を願うイベントとして多彩な催しを実施。県内外から多数の来場者があり、冬シーズンを締めくくる大イベントを楽しんだ。

2012年3月13日(火)付