活力ある地域へ情報共有 大町まちづくり事業活動報告

 大町市が市民の自主的・自発的なまちづくり活動や地域活動を支援する「きらり輝く協働のまちづくり事業」の平成23年度報告会が17日、サン・アルプス大町で開かれた。同事業助成金を受け本年度活動した11の市民団体が成果を披露した。地域の活力につながるまちづくりについて認識を深め情報を共有した。
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3月の一覧
震災への思いも発表 松川 小学生ボラ教室閉講

 年間通して手話など福祉活動に取り組んできた、松川村の「小学生ボランティア教室」の閉講式がこのほど、村福祉プラザゆうあい館で行われた。村内の小中学生11人が一年間の福祉体験や学習活動を振り返り、修了証を受けた。
どぶろくで誘客効果も 小谷の清さん仕込み最盛期
 小谷村の白馬乗鞍で宿泊業を営む清貞雄さん宅で、どぶろくの仕込みが最盛期を迎えている。同村は古くから酒造りの高い水準を持つ杜氏文化で名高いことから、どぶろくを通じた小谷杜氏の酒造りの技の継承と誘客効果をめざし、平成18年に特区として国の認定を受けた。
 清さんはその構想に賛同し、特区の認定を機に村内在住の元小谷杜氏から酒造りの指導を受け、免許を取得。毎年、自家製の酒米と、酒米を使用した自家製麹、小谷の清涼な湧き水を使ってこだわりのどぶろくづくりを行っている。
 仕込みから約1か月、ゆっくりと熟成された酒は、添加物は一切使用せず、もろみをこしていないのが特徴。このため香りと味がインパクトのある風味に仕上がっている。山国の豪雪地がはぐくんだどぶろくは、地域の新たな特産品、産業振興の起爆剤として期待されている。
安倍元総理大町で講演 務台氏後援会設立に合わせ


 自民党の元内閣総理大臣・安倍晋三衆議院議員による講演会が18日、大町市のJA大北会館アプロードで開かれた。来場者約350人が、日本のかじ取り役を務めた経験者の政治理念に耳を傾けた。
ひと足早い春≠ノ歓喜 公立高校の後期合格発表
 県内公立高校で19日、平成24年度後期選抜試験合格発表が行われた。各校では掲示された番号の写真を撮って合格を喜び合いながら、ひと足早い「春」の訪れに歓喜の声が響いた。
大町高校や大町北高校では、玄関前の掲示板で発表される合格番号を見て、友人や保護者らと「良かった」と喜びを分かち合う姿が見られた。市内の女子生徒は「合格できてすごくうれしい。塾に通いがんばりました。仲の良い友だちも皆一緒でよかった。母も泣いてくれました」と喜びをかみしめていた。
県内では、全日制過程の募集人員1万2112に対して1万2416人が受験。1万1528人が合格した。定時制課程は受検者が192人で合格者は169人、多部制・単位制は受検者231人で合格者188人だった。全公立高校を合わせた倍率は0・98倍。
第4通学区は2711人の募集に対し、2844人が受験、2536人が合格した。大北、安曇野の8校では全日制、定時制合わせて713人が受験し、678人が合格した。

2012年3月20日(火)付