春からの農作業支援 白馬小谷 残雪対策本部を設置 白馬村は28日、農作物残雪対策本部(本部長=太田紘煕村長)を村役場庁舎内に設置した。例年を上回る残雪を受け、農家に対する消雪剤購入費の補助など、春から始まる農作業を支援する。 支援事業は消雪剤の炭粉を購入する際、3袋までが補助の対象。JA大北北部営農センターとAコープ白馬店での購入に限り、費用の半額を助成する。重機を使い、農地に残った雪の消雪作業も行う。 豪雪に見舞われた小谷村もこのほど、対策本部(本部長=松本久志村長)を設置し、水稲農家に消雪剤2袋までを無料で配布している。育苗農家に限り上限を拡大し、最大3袋を配布、ほ場や農道の除雪作業も支援する。 |
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春休みの思い出栂池で 小谷 スキー学校がキャンプ 小谷村の栂池スキー学校が主催する「春のホームステイキャンプ」が26日から、栂池高原スキー場を会場に始まった。この冬スキーを学んできた子どもたちに、スキーレッスン以外の体験も含めた総合的な体験キャンプで、シーズン最後のイベントを楽しんでもらおうと毎年実施している。 県内外から6人の子どもたちが参加して、5泊6日のコースでスキーレッスンや雪遊びなどで交流を深めている。 初日は開講式が行われた。スタッフから「春休みの最高の思い出を作りましょう」と激励され、さっそくゲレンデでスキーの技術向上に励んだ。3月末ながら本格的な降雪に恵まれ、最高のコンディションでスキーを体験した。 |
迫力スキークロス 技競う 大町市 鹿島槍でFIS選手権 大町市の鹿島槍スキー場でこのほど、FIS(国際スキー連盟)公認の全日本スキー選手権フリースタイル競技のスキークロス種目、スノーボードSBXの「長野・鹿島槍カップ」が開かれた。 スキークロス男子では、市内出身で同スキー場所属のプロスキーヤー・西沢勇人が優勝。同スキー場所属では、男子で小林幸世が6位、女子の原畠翠が全日本表彰6位など、地元勢も活躍した。 クロス競技は、さまざまな障害物があるコースを、4人でいっせいに滑り降りて順位を競う。スキー・スノーボード各男女の部門別に、着順が早い選手がトーナメントで勝ち抜き、優勝を争った。 同スキー場では鹿島槍クロスフェスティバルと銘打ち、毎年全国規模の大会を開いている。 |
「市の良さPRしたい」 第17代 高田雅江さん 大町レディース認定書授与式 大町市の第17代観光キャンペーン大町レディースに決まった高田雅江さん(33)への認定書授与式が29日、大町商工会議所で開かれ、高田さんは「人々のあたたかさとともに大町の良さを発信していきたい」と決意を話した。 高田さんは、大町の豊かな自然景観に魅せられ昨年4月、東京都練馬区から美麻に移り住んだ。「パン工房るんびに」でパン職人として働くとともに、ECC英会話教室の講師を務めている。 続投の第16代レディースの宮尾敬子さん(30)とともに、山岳文化都市「大町」の顔として観光宣伝など大町PR活動を展開する。4月10日のアルペンルートオープンカーニバルが初仕事となる。任期は24年4月1日から26年3月末までの2年間。 2年目の宮尾さんは「大町の若い世代の活気につながるよう、大町レディースとしての企画にも挑戦したい」と話す。 |
雪国のスポーツ楽しむ 白馬乗鞍温泉スキー場 大阪の障害者がスキーツアー 障害者とその家族のスポーツ振興活動に取り組む、大阪府羽曳野市の「はびきの南河内障害児者スポーツクラブ」は28、29日、スキー体験ツアーで小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場を訪れた。幼児から大人まで約100人が参加し、県内で普及が進む障害者用の「バイスキー」などを楽しみながら、雪国ならではのスポーツにふれた。 ツアーは同クラブが毎年開催し、ことしで17回目を数える。羽曳野市を中心に府南部から参加者が集まった。 |
2012年3月30日(金)付