2012年５月１日付

桜満開白熱の競技　市民運動会大町西小で
　毎年恒例の大町地区市民運動会が29日、大町市の大町西小学校校庭で開かれた。例年にないほどの桜の開花遅れで、校庭を囲む桜が満開を迎え、集まった13分館の市民約１０００人が、お花見で春を満喫しながら、白熱した運動会を展開した。
約２００人の小学生が参加した短距離走「ＧＯＧＯレース」では、子どもたちが他の選手に負けじと力強いダッシュをみせた。見守る家族らの気合の入った声援が飛び交い、ほかにも綱引きやボール送りなど多彩な17種目で競った。昼には、桜の下で弁当を広げ、家族や友人で花見を楽しむ姿も見られた。

地域守る決意新た　白馬､小谷で消防出初め式
　白馬村と小谷村の消防出初式が29日、それぞれの会場で開かれ、新年度の本格的な活動のスタートを切った。両村とも約２００人が参加。消防人としての責任と防災意識を高めるとともに、地域の生命と財産を自分たちで守る強い決意を示した。
　白馬村消防団の出初め式はウイング21で行なわれた。丸山和之団長は「ここで育ち育てられたものとして、村を愛し、あらゆる災害から守るために、団員が一致団結し、一人ひとりが誇りを持って活動に参加することを願う」と訓辞を述べた。
　小谷村消防団の出初め式は小谷小学校で行われた。伊藤浩幸団長は「日ごろから訓練に率先参加して消防技術を向上させ、有事の際に備えて欲しい。地域の要として、日々地域と密着した信頼される消防団員であってほしい」と訓辞を述べた。

まごころ市場１日開所　利用しやすくリニューアル
　大町市十日町の農産物直売所「まごころ市場」（宮田昇会長）が移転改築し、29日、同所で開所に向けた安全祈願祭を行った。関係者約20人が参加し、今季の営業に向け、無事を祈った。今季は５月１日にオープンする。
　新店舗は、旧店舗前にあった旧ＪＡ大北大町営農課事務所を改装。広さを以前の１・５倍ほどになる約90平方㍍とし、通路を広げ、入り口にスロープを設けるなど利用しやすくなった。大町地区、平地区の会員約60人が、毎朝収穫した新鮮な野菜が店頭に並ぶ。
　１、２両日は、リンゴジュース１㍑ビンを通常５００円を２００円で販売、パンジーのポットを各日先着１００人にプレゼントする。

池田町少年野球が始動　白球追いかける姿広がる

　池田町少年野球連盟（三澤孝文会長）の今シーズンの活動が29日、始動した。池田小学校グラウンドには、新入部員の７人を加えた29人の小学生球児が大きな掛け声とともに白球を追いかける姿が広がった。
　開幕式は同校グラウンドで開かれた。同連盟が発足した昭和51年以来、初めて一新したユニホームに袖を通した球児たちが元気良く入場した。

パーソナリティー一新　ＦＭまるごとおおまち　３日から
　ＦＭ長野（79・７ＭＨｚ）のラジオで大町市の魅力を伝える情報番組「まるごと　おおまち」は３日から、パーソナリティーを一新し再スタートを切る。大町市の観光情報や生活情報を、若くフレッシュな視点から生放送で発信する。
　新たなスタッフは、パーソナリティの片岡学さん（26）＝大町市俵町＝、レポーターの伊川なぎささん（32）＝白馬村飯田＝、ディレクターの坂上達哉さん（23）＝松本市＝。神奈川県から越してきたばかりの片岡さんをはじめ、市外から大町を見つめる新鮮な視点で、人やグルメや生活情報、観光やイベントなどを紹介する。
　毎週木曜日午後３時から午後３時49分まで。水をテーマにさまざまな人を紹介する「大町水百景」や、伊川さんが町をレポートする「なぎさの大町チェック」、体当たりの体験取材を敢行する「大町スポーツアイランド」などのコーナーで伝える。


訓示を述べる丸山団長（白馬村）	団員の士気を高めた出初め式（小谷村）