森林の鉄道再開 白馬のミニトレインパーク 冬季休業していた白馬村の白馬鉄道温泉が経営する、和田野のログコテージ・エポック敷地内の「白馬ミニトレインパーク」が1日から本格的営業を再開した。雪どけの遅れにより、整備が難航したが、常設鉄道模型線路内は、受け入れ準備も万端。幅広い世代に人気を集めそうだ。 同施設は森林の中に鉄道模型線路を敷設。鉄道橋やトンネル・立体交差・車両を修理する機関区など、屋外での走行を考慮した本格的なコースを完備し、同施設所有の、かつて国内外で活躍した蒸気機関車や初期型電気機関車の運転・乗車体験が楽しめる。 |
鷹狩山の自然パンフで紹介 大町市 展望公園を作る会が完成 大町市の鷹狩山の自然を紹介するパンフレット「絶景!北アルプスの大パノラマ 鷹狩山展望公園」が、このほど完成した。 同市のボランティアグループ「鷹狩山に展望公園を作る会」(野村透会長・会員80人)が、県の地域発元気づくり支援金で2万部を作成。市観光協会や大町温泉郷観光協会、市教育委員会、タクシー会社2社などを通して配布する。 パンフレットには、同会が鷹狩山西斜面に野外植物園や「学びの森」、遊歩道などを整備した展望公園を絵地図にまとめ、シュンランやササユリ、ウスユキソウ、ツルリンドウなど、4月〜10月にかけて次々に咲く花を紹介している。 仁科三湖や塩の道博物館、高瀬川と北アルプスの絶景ポイントなど45か所の「大町市のお勧めポイント」を紹介。鷹狩山を訪れる観光客の市内への回遊を促す狙いも込めた。 |
“雪見露天風呂”が人気 小谷村の雨飾荘再開 冬季閉館していた小谷村の村営宿泊施設「雨飾荘」(永井信明支配人)がグリーンシーズンの営業を再開した。同施設が管理している、露天風呂も同時にオープン。ことしは残雪が多く、大型連休まで雪見風呂が楽しめ、多くの愛好家が訪れて季節限定の入浴を楽しんでいる。 同施設は新潟県との県境に近い日本百名山の「雨飾山」の山麓にある村営施設。湯治場として古くから親しまれ、ブナ林に囲まれた風情ある岩風呂の露天風呂の村営共同浴場が人気。雨飾山の登山基地としても知られ、グリーンシーズンには多くの登山客や湯治客でにぎわう。 |
川面泳ぐこいのぼり 白馬平川 壮観150b 端午の節句を前に、国道148号沿いの白馬村の平川に、川面を渡して多数のこいのぼりが掲げられた。残雪の白馬三山や北アルプスの山々と清流をバックに、150bに渡ってなびく姿は壮観。連休明けごろまで楽しめる。 こいのぼりは同村飯森地区の有志でつくる「飯森チャレンジ会」が、二十数年前から家庭で不要になったこいのぼりを持ち寄り、飾り始めたのがきっかけ。その後、会員が集まったこいのぼりを地域で補修したり、村内外に寄贈を募りながら毎年飾っている。今ではこの季節の風物詩として親しまれ、多くの人が訪れる名所となっている。 |
農作業事故ゼロを 春の安全運動月間始まる 春の農作業安全運動月間が1日から県内で始まった。大北地域では北安曇農業改良普及センターを中心に啓発活動や農作業安全アドバイザーによる巡回など予定し、農作業事故ゼロを目指す。 農業機械の利用が多くなる時期を迎え、農作業に対する安全意識の高揚や事故防止徹底を目的とする農作業安全運動月間。乗用型トラクターへの安全フレーム・安全キャップの装着推進、ゆとりをもった農作業の実施、労働災害保険等への加入促進などを重点推進事項に掲げる。 県内では昨年度、農作業中の事故により11人が亡くなっている。トラクターによる死亡事故のうち転倒・転落が9割を占める。大北地域では、転倒したトラクターの下敷きとなり市内50代男性1人が亡くなった。 |
実力派の作家15人 大町美術会展いーずらで 第34回大町美術会展が4日まで、大町市のギャラリー・いーずらで開かれている。市内を中心に実力派の作家15人が出展した、油彩画や日本画、木版画、など約40点が並ぶ。 展覧会は同会の作品発表の場として春と秋の年2回開催。身近な場所で鑑賞できる、本格的な作品展として住民に親しまれている。 |
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2012年5月2日(水)付