不審者への対策学ぶ 白馬南・北小で防犯訓練
 白馬村の白馬南小学校と北小学校で7、8の両日、防犯訓練が行われた。このうち白馬南小学校では7日、大町警察署生活安全課、須崎潤係長の指導で、児童が登下校や子どもたちだけで外出するなど、校外で不審者に声をかけられた場合を想定した対処方法を重点に学んだ。
 職員が車に乗った不審者役に扮(ふん)して、児童に道案内を頼んだり、菓子やジュースで誘ったりして車内に連れ込もうとする、さまざまなケースを紹介した。
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5月の一覧
運転能力確認 安全に 大町署と交安協 チャレンジ号体験
 大町署と大町地区交通安全協会常盤支部はこのほど、ドライバーの運転能力を測る交通安全体験車「チャレンジ号」を、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区に設置した。高齢者に反射能力や動体視力を確認してもらい、安全運転に役立てるねらい。
園内は大型連休を利用した家族連れなどでにぎわい、体験車にも孫の手を引いた高齢者が列をつくった。参加者は画面を見ながら運転をシミュレーションしたり、光が点滅するボタンを押したりと、ゲーム感覚の測定を楽しみ、スタッフから運転のアドバイスを受けていた。
当日は防犯と交通安全の啓発活動として、高齢者宅への家庭訪問や青パトロールカーによる市内の警戒も行われた。
歌で開館25周年祝う 信濃松川美術館カラオケ発表会
 松川村の信濃松川美術館(榛葉志づ子館長)は6日、開館25周年記念あずみ野カラオケ発表会を村多目的交流センターすずの音ホールで開いた。地域の文化と芸術を愛した館の節目を、歌で盛大に祝った。
村内をはじめ、大町市の信州ENKA会からの5人や安曇野市、松本市など、中信各地の愛好者72人が参加し、自慢ののどを披露した。ゲストにプロ歌手の諏訪貴士、あづみ初子を迎えた歌謡ショーも行われ、発表会に花を添えた。
てるてる坊主見守るコース 池田町でマレットゴルフ大会
 池田町マレットゴルフ協会は6日、マレットゴルフ大会「第12回てるてる坊主大会」を同町アルプス広場マレットゴルフ場で開いた。恒例の大会に、県内から260人が参加し、時折雨が降るなか、試合に熱中した。
試合は45ホール、パー180で競われた。県内でも指折りの難関コースといわれる同マレットゴルフ場には、大会に合わせて協会員がつくったカラフルな布製のかわいらしいてるてる坊主がいたるところに飾られ、プレーを見守っていた。
魅力多角的に紹介 白馬 ギャラリー八方ぶらんしぇ
ギフチョウ・ヒメギフチョウ企画展

 冬季閉館していた白馬村八方の「ギャラリー八方ぶらんしぇ」が5月から再開。31日まで村教育委員会の後援で、村の天然記念物に指定されているギフチョウ・ヒメギフチョウを紹介する初の企画展を開いている。
 ギフチョウ・ヒメギフチョウは環境庁の絶滅危惧種にも指定されている貴重なチョウ。同施設を運営する千葉修一さんが、村の保護監視員として保護活動に取り組んでいることから、チョウの美しさを広く紹介し、保護意識を高めてもらおうと企画した。
鍛えたレスキュー技競う 北ア広域消防で技術大会
 北アルプス広域消防本部(栗林伸夫消防長)は8日、消防救助技術大会を大町市の同本部大町消防署で開いた。広域3署から出場した選手たちが、県大会出場の座をめざし普段鍛えたレスキューの技術を競い合った。
チームを組んでロープ先の要救助者を助ける「ロープブリッジ救出」に3チーム、空中のロープをすばやく渡る「ロープブリッジ渡過」に5人、チームで垂直の壁の下から要救助者を救出する「引揚救助」に大町・北部の合同チームが出場。計3種目で、タイムや動作の正確さ、確実さを競った。

2012年5月9日(水)付