2012年５月11日付

白馬商工会　シニア世代　白馬に誘客　ガレットで魅力アピール
　白馬村の白馬商工会は、ＪＲ東日本がシニア世代に旅行や生活情報を提供するサービス「大人の休日倶楽部（クラブ）」とタイアップした旅行ツアーを同社に提案している。誘客が見込める層をターゲットに、地元食として普及を進めるそば粉のクレープ「白馬ガレット」など観光資源をアピールし、入り込みや観光消費の拡大を目指す。
　「大人の休日倶楽部」は、同社管内の住民を中心に、50歳以上の約１５０万人が登録している。昨年の会報誌６月号で５㌻にわたる「白馬ガレット」の特集を組み、素材や味の魅力、店舗などを紹介、大きな反響が起こった。

プレー競い親睦深める　大町市民ゴルフ大会

　大町市ゴルフ協会（砂田繁雄会長）はこのほど、第11回大町市民ゴルフ大会を安曇野市の穂高カントリークラブで開いた。市民ゴルファーたちが18ホールのストロークプレーで競い合った。
20代から80代まで幅広い世代の２２０人が親ぼくを深めた。雨もちらつくあいにくの天気だったが、プレーヤーたちは元気にボールを打っていた。

地域の子とキノコのコマ打ち　小谷村　中土の山田和男さん
　小谷村では原木キノコのコマ打ち作業が盛んに行われている。村では山間地の特色を生かした里山と森林の保全と、地産地消の推進・振興を目的に、栽培普及に積極的に取り組んでいる。栽培農家も年々増え、多いところでは数万本の原木に数十万個の種ゴマを打つ人もあるという。
　中土の農家、山田和男さん宅では、次世代に郷土の自然や産業に理解を深めてもらおうと、地域の子どもたちに呼びかけて、コマ打ち作業をいっしょに行った。里山から切り出した間伐材を使い、山田さんがドリルで穴をあけた原木に、子どもたちが金づちで打ちこみを手伝った。コマ打ちは子どもたちにとって、工作のような遊び感覚で楽しめる作業のようで、飽きることなく熱中していた。

里山歩き歴史にふれる　白馬村公民館の生涯学習講座

　白馬村公民館主催の生涯学習講座「白馬里山道中」が開講した。自分の足で歩きながら村とその周辺の文化と昔をしのび、歴史にふれる村民参加の里山トレッキング。７日は白馬小谷研究社の田中元二さんを講師に、グリーンスポーツの森を起点に、嶺方地区の「きこりの道」を歩いた。

子育て楽しさ分かち合う　小谷村栂池　ミセスの会初会合
　小谷村栂池などの有志でつくる「ミセスの会」は子育て中の若い母親らが中心となって、育児不安の解消とリフレッシュを目的に、交流や情報交換・勉強会等の活動をしている。さまざまな活動を通じ、子育ての楽しさを分かち合うことで、子育てを地域全体で応援する「子育て力」の機運の高まりに一役買っている。
　９日は栂池観光センターで本年度初会合が開かれた。それぞれ家庭の自慢の一品を持ち寄り、地域の食を通じて交流をはかった。昔ながらの郷土料理、若い感性ならではのアイデア料理など、主食からスイーツまでずらり。参加者は気に入った料理を自分の家庭でも作ろうと、レシピを聞くなど楽しく交流した。

上條さん風景写真展　池田町　手打そばかたせ
　池田町滝沢の「手打そばかたせ」で５月末まで、風景写真家の上條英雄さんの写真展「フジドリームエアラインズ（ＦＤＡ）と信州まつもと空港の四季」が開かれている。ＦＤＡがことし就航３周年を迎えることを記念して、色鮮やかな機体と信州らしい豊かな四季の作品を展示している｡
店主の片瀬登美男さんが以前、ＦＤＡを経営する「鈴与」に勤めていたこともあり、これまで数回にわたり同店で展示を行った上條さんが、２年かけて移り変わる四季と飛行機を撮りためた。
会場にはデジタル一眼レフで撮られた14点の写真が並ぶ。空港と周辺の四季をしっかりとらえ、空港内にかかった虹のなかにある機体や極寒のなかにたたずむ機体など､季節によって雰囲気を変える空港や機体の様子が見てとれる。