2012年5月15日(火)付


北ア山麓に歌声響く 松川村 初の音楽イベント
 松川村を音楽で盛り上げる初めてのイベント「第1回安曇野まつかわ五月の風音楽祭」は13日、松川中央公園「リンリンパーク」周辺で開かれた。村内外の合唱団などから延べ約600人が出演し、青空に恵まれた北アルプス山麓に歌声を響かせた。
 音楽祭は、公園に隣接するすずの音ホールが、文化の拠点施設として平成21年5月23日に開館し、3周年を迎えるのを記念して企画された。村公民館や小中学校、社会福祉協議会、安曇野ちひろ美術館など幅広いメンバーで実行委員会を立ち上げ、村ぐるみで準備を進めてきた。
特設ステージでは、地元の「信濃国松川響岳太鼓」や小中学校の合唱団、保育園の子どもたちによる音楽でコンサートが幕開け。村内外20の合唱団が日ごろの練習の成果を披露した。公募の当日限りの「五月の風合唱団」には100人以上が参加し、「大切なふるさと」などを歌いあげた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

5月の一覧
野だてや演奏 和やかに 白馬和田野の有志がさくら祭
 音楽の持つ発信力で白馬村の環境保全に取り組む、和田野地区の有志らでつくる「片野坂栄子さんチャリティコンサートIN白馬」は11日、同村松川の河川敷で「第2回さくら祭」を開いた。自分たちが整備し、植樹した桜を眺めながら、さまざまな催しを楽しんだ。
 有志は桜並木の美しい景観を次世代につなごうと、コンサートの収益金で同所に桜を植え続けている。有志の活動の成果で同所は、透き通った松川の流れと、雄大な北アルプスの山並みが望めるビュースポットに生まれ変わり、近年、地元住民や観光客の憩いの場所として注目を集めるまでになった。
 祭りには住民や支援者らが県内外から多数参加。同村の茶道教室・廣済堂北澤社中の会員、谷上邦彦さんがたてる茶で、清流のせせらぎや木々の芽吹きを楽しみながら野だてを楽しんだ。アルプホルンの演奏や、手作り食の振る舞いなども行われ、和やかに交流した。
「白馬」が連覇 県大会へ 池田町 ママさんバレー大北予選
 第43回全国ママさんバレーボール大会大北予選会が13日、池田町の池田小学校体育館で行われ、白馬村のママさんバレーボールチーム「白馬」が連覇を果たし、2年連続で県大会への切符を手にした。
 同大会には大北7チームのうち3チームが出場。9人制2セット先取21点マッチのトーナメント戦で争われた。仲間同士で声を掛け合いながらボールをつなぎ熱戦を繰り広げていた。
 決勝は「白馬」と松川村の「あるよん」。21対11、21対16のセットポイント2対0で白馬が優勝を飾った。
 県大会は27日に岡谷市で開催される。優勝チームは全国大会に出場する。
北アの造形美満喫 大北安曇野 雪形ウオッチング
 北アルプスの雪形を楽しむ雪形ウオッチングが13日、始まった。大町市を発着地点に大北・安曇野から望む絶景ポイントをバスで巡り、雪の白と山肌が織り成す世界に誇る北アの造形美を満喫した。
 青い空に残雪の北アが浮かぶ絶好のロケーションに恵まれた。北アの雪形を半世紀にわたり撮り続けている渡邊逸雄さんをガイド役に、仁科三湖や大町公園展望デッキ、美麻村新行、池田町立美術館、穂高松川オリンピック道路沿線など各ポイントを巡った。
 白馬岳の代かき馬や五龍岳の武田菱、鹿島槍ケ岳のシシと鶴、爺ケ岳の種まき爺、常念岳の常念坊など、この季節にしか見ることができない山岳の魅力を味わった。
 大町公園展望デッキからのぞむ爺ケ岳からは「小川」という文字が浮かぶユニークな雪形も姿を現し参加者の笑顔を誘っていた。
球春到来 優勝へ闘志 松川ソフトボール開幕式
 松川村ソフトボール連盟(左治木真会長)は13日、第37回ナイターソフトボール大会(大糸タイムス社など後援)開幕式を村川西運動公園野球場で開いた。16チーム、選手約290人が出場し、球春の到来を祝いながら、シーズン優勝への闘志を燃やした。
開幕式では各チームが、プラカードを掲げた村少年野球愛好会の子どもたちを先頭に入場した。東松川ファイターズの竹内栄一主将が「われわれ選手一同はチームの戦績と個人の健康維持のため、グラウンドを全力で走りまわることを誓います」と選手宣誓。全チームが開幕試合を行った。
交流と活性化つなげて 池田町ソフトボール開会式
 池田町ソフトボール連盟は13日、第28回池田町早起きソフトボール大会の開会式を農村広場グラウンドで開いた。今シーズンは町内から5チーム約100人が出場し、7月までの約3か月間にわたり熱戦を繰り広げる。
開幕式ではユニフォーム姿の選手や来賓が見守るなか、昨シーズン優勝の池田クラブAが優勝旗を返還した。池田クラブBの片瀬英治主将が「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々とプレーすることを誓います」と選手宣誓した。
大会は各チームが総当たり2回戦で勝率を競う。