異文化触れ驚きと感動 小谷中生が海外研修報告
 小谷村の小谷中学校で14日、同村の交流事業の一環として、姉妹都市ニュージーランドのマールボローでホームステイ体験をした生徒による「中学生海外研修報告会」が開かれた。例年は村教育関係者を対象に行われていたが、同事業を多くの村民に知ってもらおうと、ことしは同校を会場に広く公開。多数の地域住民や村関係者が訪れて、生徒の報告を聞いた。
 同村とマールボロー市は平成3年に姉妹提携を結んだ。子どもたちが国際感覚を身につけることを目的とした中学生の海外研修、マールボロー青年使節団のワーキングホリデー受け入れ、住民の相互訪問などで交流を続けている。
食品売り場拡大し開放的に デリシア大町駅前店 リニューアルオープン
 デリシア大町駅前店が17日、リニューアルオープンした。一階部分を中心に内装を一新。食品売り場拡大で品ぞろえを豊富に、壁面にガラス張り面を多く取り入れたことで開放的で明るい買い物空間を実現した。午前9時の開店時間とともに多くの買い物客であふれた。
  大町駅前店は、平成5年の開店以来、順調な売り上げを維持するなか、より買い物がしやすい環境を整えようとリニューアルに踏み切った。消費者からの声を参考に大規模改装となった。
童謡唱歌を次世代に 白馬村 子育て支援ルーム歌う会
 白馬村の子育て支援ルームは14日、村で音楽教室を主宰する柳沢真子さんと音楽仲間の上村洋子さんによる「唱歌の会」を開いた。長く親しまれている童謡唱歌が、多様な音楽があふれる現代にあって、子どもたちになじみのない楽曲になりつつある風潮を憂い、歌う会を企画。本年度は年4回実施し、日本の原風景や生活文化を伝えるものとして、童謡唱歌を次世代に継承する活動につなげていきたいとしている。
 初回は「春」をテーマに、柳沢さんが上村さんの軽快なピアノ伴奏で、春にちなんだ楽曲を中心に多数の唱歌を披露した。「春よ来い」「春が来た」「春の小川」をはじめ、「めだかの学校」「ぞうさん」など、子どもたちが大好きな動物がたくさん登場する歌を歌い、動物の名前当てなどをして、唱歌の楽しさを伝えた。
子ウサギ3匹仲間入り 大町北小 南小より譲り受け
 大町市の大町北小学校(金井伝校長)は4月に生まれた3匹の子ウサギを、大町南小学校(北澤佳伸校長)から譲り受けた。
  子ウサギは白黒、白とグレー、茶の3匹で、体長20aほど。
北小ではかわいがりながらきちんと面倒をみて命の大切さを学ぶねらいでウサギを飼育。毎年2年生が、生活科の学習の一環で担当している。新学期に引き継いだ時点で1匹しかいないことを寂しく感じていたところ、南小で30匹以上繁殖したとの話を聞き、譲ってほしいと申し入れた。
 子ウサギのもらい手を募集していた高橋いづみ南小教頭は「北小さんで大切にかわいがってもらえたらいいですね。市内の小学校の交流にもつながれば」と快くウサギを譲った。
園児と花植え交流 大町栄町の老人クラブ
 大町市栄町の老人クラブ「栄寿会」(大塚由男会長)は16日、地域の環境整備と子どもたちとの交流を兼ね、園児とともに花植えを行った。園児はお年寄りの手ほどきを受けながら400ポットのマリーゴールドとベゴニアをプランターに定植した。
作業には、同地区の市立くるみ保育園(中村慶子園長)年長児24人が向かいの地区公民館を訪れ、約130個のプランターに3株ずつ花苗を植えた。おじいちゃん、おばあちゃんの優しい指導を受け小さな手で穴を掘りそっと、苗を植えていった。
作業を終えると同クラブからご褒美にと鉛筆が贈られた。園児たちはお礼にと手作りのペンダントをお年寄りにプレゼントした。
村内に花のにぎわい 松川中2年生がプランター設置
 松川村内の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」は16日、村内に設置する花のプランターの定植作業を松川中学校で行った。同中2年生98人が参加し、プランターにベゴニアを植え、村内各地に花のにぎわいをもたらした。
同会は昭和63年に設立し、村内の緑化を図っている。20年近く続く活動で、3年ほど前から同中生が授業の一環として活動に参加している。ちひろ美術館横の大花壇の定植、整備活動なども行っている。
生徒や同会会員らが肥料を混ぜた土をプランターにつめ、赤、白、ピンクのベゴニアを植えていった。生徒たちは汗をかきながらもてきぱきと作業を進めていた。定植したベゴニアのプランター1100鉢は、協賛会社や国道沿いなどに設置した。ベゴニアは秋まで通年で花が楽しめるという。

2012年5月18日(金)付


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