河津桜 かれんな薄紅 白馬南小 5年目で開花
 白馬村と姉妹提携を結んでいる静岡県河津町から5年前、学校間で交流を深めている白馬南小学校(望月千惠子校長)に贈られた河津桜が今春、薄紅色の花を初めて咲かせた=写真。このほど修学旅行で交流先の河津東小学校を訪れた南小6年生一行は開花を報告。友好の花を咲かせた「交流桜」と名付け、両校の絆の深まりを喜び合った。
 河津桜は真冬に花開く桜で、同町は日本で一番最初に桜が開花する場所として有名。南小の桜は、河津の小学生がスキー交流で来村する際、真冬に花開く河津桜を雪国白馬の子どもたちに見てもらおうと寄贈され、その後、玄関前に移植された。
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5月の一覧
初夏の花寄せ植え JA大北おたり支所女性部 ガーデニング講習会
 JA大北おたり支所女性部の南小谷・中土・北小谷3支部による「初夏のガーデニング講習会」がこのほど、開かれた。松川村のJAファーム大北南部店の丸山くに子さん、船田明子さんを講師に、オリジナル作品づくりを体験した。
 マリーゴールドやインパチェンス、ペチュニアなど、初夏から晩秋まで楽しめる花の苗を40種類用意。丸山さんらは植える花の特徴や植え込みの方法、管理の方法もわかりやすく指導した。
 夏場の節電の重要性を考慮し、ロベリア、スカビオサといった青系の花を咲かせる苗も多数取りそろえ「目で感じる涼しさ」も意識。参加者は間隔や色のバランスなどに気をつけながら、丸型のプランターに花を植えこんでいった。同じ花でも、それぞれの感性で美しく個性的な作品が出来上がり、その出来栄えに満足のようすだった。
手作業で仕上げる 池田で「ものづくり基礎講座」

 池田町のテクノ安曇野高瀬プロジェクト(丸山昇代表=事務局・池田町商工会)はこのほど、池田工業高校で、ものづくり基礎講座を行った。高校生から社会人15人が参加し、5回にわたって行って来た金属製の立体パネル作りの仕上げ作業に取り組んだ。
放流情報市営TVで配信 市と大町ダム管理所 協定結び直す
 大町市と国土交通省大町ダム管理所(野原永吉所長)は21日、防災・管理情報ネットワークによる情報共有についての協定を結び直した。市営ケーブルテレビや緊急情報メールを用いて防災情報の共有化を拡充し、市民の安全や防災につなげる。
今回整備された大町ダム直下の笹平つり橋と、下流約4`の観音橋付近のライブカメラ映像を、市営ケーブルテレビのデータ放送を通じて各家庭に配信。ダムの放水状況などを市民が直接確認できる。また、市の緊急情報メールを通じて、管理所から直接に放流情報や地震後の点検情報などを配信する。配信された情報はケーブルテレビにも割り込みで表示される。
ライブカメラ映像はこれまでもインターネットなどを通じて見ることは可能だったが、ケーブルテレビを用いることでネット環境のない高齢者なども情報を確認しやすいようになると期待される。
合祀殿「慈雲殿」を建立 大町市常盤清水の清水寺
 大町市常盤清水の清水寺(坪田良裕住職)に合祀(ごうし)殿「慈雲(じうん)殿」が建立されこのほど、しゅん工・開眼法要が行われた。護持会の理事や世話人ら20人が参列し、合祀殿の建立を祝った。
慈雲殿は、後継者がないなど先祖を供養できない人のために永代供養をしようと建てられた。東西南北と殿内にそれぞれ聖観世音菩薩が彫られ、高さ約3bの大きさで、100柱を納骨できる。同地区の浅野石材が施工した。
住職によるお清めや般若心経の読経などで殿に仏を迎え入れた。今後、使用規則を決め、多くの人に利用を呼びかける。

2012年5月24日(木)付