リサイクルでごみ減量へ 白馬あーす隊「分別」の理解進む
 ごみの減量に取り組む、白馬村の「白馬あーす隊」(渡辺義子代表)は毎月1回、エーコープハピア店で「くるくるリサイクル」のリサイクル品回収活動を行い、成果を上げている。本年度から村のふれあいセンター内に設けられた、家庭の不用品を回収し再利用するリユースコーナーに置く品物の回収も受け付けており、毎回多くの善意が寄せられている。
 分別活動は資源回収業者と村の協力で、資源ごみの受け入れと、利用者への分別指導・アドバイスを行っている。定期的な啓発活動が功を奏し、最近では資源物に分別不良のものがほとんど見受けられなくなるほど、住民の分別への理解が進んでいるという。
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5月の一覧
地域貢献の意識高く 伝刀組が大町市内清掃ボラ
 大町市平借馬の総合建設業・伝刀組(伝刀宗久社長)は22日、市運動公園総合体育館周辺で恒例の清掃ボランティア活動を行った。
大町に根ざした企業を目指すなか、地域貢献の意識を高く持ち作業に汗を流した。
 60人の従業員のうち時間のとれた約40人が作業に参加。多くの市民が利用する健康増進拠点施設で黙々と作業を進めた。
 従業員たちはスコップなどを手に、遊歩道に流れ込んだ砂の取り除きや落ち葉拾い、側溝内清掃、ごみ拾いなど広範囲にわたり行った。
 伝刀組の清掃ボランティアは、現場が一段落ついた毎年この時期に実施しており、10年ほど前から続いている。
中学生も加わり福祉活動 松川村 ボランティア教室開講式
 松川村社会福祉協議会が主催する「小中学生ボランティア教室」の開講式がこのほど、同村のゆうあい館で開かれ、本年度の活動をスタートさせた。ことしからは中学生も新たに加わり、村内の小中学生15人が1年間、福祉活動に取り組んでいく。
同教室は、小学生にボランティア活動や福祉に関心を持ってもらいたいと20年ほど前から行われている。ことしは、小学生から同教室に参加していた子どもたちが、中学生になっても福祉活動を続けようと参加した。
子どもたちは来年3月まで月1回ペースを基本に集まり、手話の勉強を中心に、ボランティア活動や国際交流、非常食づくりなどに取り組む。
同日は、講師の紹介や自己紹介で互いを知り、早速、手話勉強の活動をスタートさせた。慣れない手話の動きを、一つひとつ確認しながら覚えていた。
シーズン初試合楽しむ 池田春季ゲートボール大会
 池田町ゲートボール協会(臼井通浩会長)はこのほど、ことし最初となる大会「第29回春季ゲートボール大会」を同町農村グラウンドで開いた。町内から11チーム、70人が参加しシーズン最初の試合を楽しんだ。
参加者たちは、お互いにボールを打ち込む場所や力加減などを指示しあいながら、勝利を目指して白熱した試合を展開した。メンバー同士で励ましあうなど試合をすすめ、会場には元気な声が響いていた。
同協会の大会は、年間通して、6月9日から始まる早起き大会や大糸タイムス杯大会など8つほどの大会が行われる。
曽根原チーム初制覇 第20回大糸ゲートボール大会
 第20回大糸タイムス杯ゲートボール大会(大糸タイムス社主催・市ゲートボール協会主管)が24日、市運動公園陸上競技場で開かれ、曽根原チーム(山田竜三郎主将)が初優勝を飾った。
 同大会は市内14チームによるリーグ戦で争われた。全試合終了時点で3チームが4勝0敗で並ぶ混戦となり、得失点差で曽根原チームが優勝した。2位は中部チーム、3位は宮本チーム。
 曽根原チームは、県や全国の大会に多数出場する力を持ちながらも、同大会では満足いく結果を出すことができずにいた。20回の節目にして初の頂点に喜びもひとしおの様子だった。
美しい花で観光客歓迎を 白馬村どんぐり地区美化活動
 白馬村北城のどんぐり地区住民はこのほど、地区全体の美化活動を行った。同所は村の北側に位置する北アルプスの景観の美しい地域。姫川支流の松川からの眺望がみごとで、多くの観光客でにぎわう白馬大橋にほど近い場所にある。グリーンシーズンの観光客らを美しい花で歓迎しようと、毎年総出で地域の美化貢献に汗を流している。
 ことしは橋のたもとの集落入り口から最奥の展望台までプランターを設置。夏から晩秋まで楽しめるバーベナ、ペチュニア、ナスタチウムなど、10種類以上の花の苗を植えた。草刈りや整備作業も実施した。

2012年5月26日(土)付