復興ボランティアに汗 白馬高生徒会 被災地へ
  白馬高校生徒会はこのほど、東日本大震災で被災した宮城県仙台市を訪れ、ボランティア活動を行った。いまだ復興への道のりが遠い被災地で、生徒と教諭、保護者の11人が、津波によって土砂が堆積した農地を再生しようと、石やがれきの撤去作業に汗を流した。
生徒会では、昨年夏の復興支援活動参加者を中心に、生徒自らがボランティアを提案、受け入れ先のNPOの紹介で仙台市を選んだ。4月下旬に2泊3日の日程で被災地に入り、テントに宿泊しながら、全国から集まった支援者とともに作業に取り組んだ。
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5月の一覧
白馬夏山の安全祈願 大雪渓まで記念トレッキング 貞逸祭
 北アルプス白馬連峰の夏山シーズンの開山祭「第46回貞逸祭」が26日、白馬村の猿倉登山口で開かれた。県内外から多数の登山者や村関係者が参加して、白馬連峰の開山と発展の祖・松沢貞逸氏の偉大な功績をしのびながら、神事で今シーズンの安全を祈願し、白馬大雪渓の記念トレッキングを楽しんだ。
 貞逸祭は、地元の音楽愛好家でつくる「白馬アルプホルンの会」の演奏で幕開け。残雪の残る北アルプスの雄大な景色をバックに、手作りのアルプホルンの音色が山々にこだまして開山を告げた。
食事会や踊り楽しむ 松川村の三軒家げんき会
  松川村三軒家地区のふれあい会「三軒家げんき会」は24日、三軒家会館で開いた。ことしは会の設立10周年を迎えた。約60人の地区住民が参加し、手作りの料理での食事会や踊りなどの芸能鑑賞を楽しんだ。
同会は、おおよそ70歳以上を対象に、地域のつながりを大切にした会をつくろうと発足。年に3回ほど集まり、交流している。
会場には、会のボランティアらが季節の花を飾りつけにぎわいを添えた。地域住民による、フラダンスや歌などの披露も楽しんだ。昼の食事には、ボランティア特製のやわらかく炊いた赤飯や煮物などが振る舞われ、会食しながら、参加者同士話に花を咲かせていた。
彩り豊か花で飾る 大町市泉地区の三世代交流
  泉地区老人クラブ・百寿会(菅沢清夫会長)や地元小中学生による恒例の美化運動が26日、泉公民館周辺で行われ、三世代交流を深めながら彩り豊かな花で飾った。
 小学生からお年寄りまで約40人が参加。マリーゴールドやブルーサルビア、ベコニア500ポットを公民館内の花壇に定職し、プランターを並べていった。
三世代による美化運動は平成18年から始まった。交流を深めるとともに観光客らを気持ちよく出迎えようと花の定職を行ってきている。
ご当地カレー集う 大町市 国営公園ストリート盛況
  県内外のご当地カレーが集う、「信濃大町カレーストリート2012」は26、27の両日、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開かれている。各地域の特色を生かしたカレーが無料で振る舞われ、家族連れなど多くの来場者でにぎわっている。
イベントは黒部ダム完成50周年の節目を来年に控え、長野朝日放送と地元のくろよん50周年記念事業実行委員会とが、地域振興につなげようと共催。来年以降も市内を会場に開催、全国規模への発展を目指す。
会場には黒部ダムを模した地元大町の「黒部ダムカレー」を含め、県内外の10店舗がブースを展開し、来場者が長蛇の列を作った。姉妹都市の富山県氷見市からは、特産の煮干しを使った「氷見カレー」がお目見えした。
乳幼児の救命法学ぶ 白馬村 子育て支援ルームが講習
 白馬村の子育て支援ルームでこのほど、乳幼児のための救命講習会が行われた。小さな子どもを持つ保護者らが多数参加。北アルプス広域北部消防署の救急救命士から、日常生活での事故防止の知識と、いざというときのための応急処置などについて詳しく学んだ。
 ゼロ歳児から3歳児まで、年齢別に子どもに起こりやすい事故や日常の注意点をポイントを追って説明。「乳幼児の危険予知と排除は親の責任。まずは子どもの目線になってみて、どんなものが危険か確認してほしい。安全に過ごせる環境を作ることが大切」と呼びかけた。

2012年5月27日(日)付