田植え体験で交流 小谷村 棚田オーナー作業
 オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている小谷村で、オーナーとして最初の作業となる田植え体験が始まった。26日は池原地区の「池原ファーム」のオーナーが、昔ながらの手植えによる田植えをしながら地元住民と交流を深めた。
 同地区のオーナーは「小谷の米のおいしさを知ったらやめられなくなった」という、ほとんどが毎年米作りをしている常連。田植えもすっかり手慣れたようすで、長ぐつを履いて田んぼに入ると楽しそうに苗を植えつけていった。
プロからフライ作り学ぶ 信濃おおまち野外塾
 毛針を使った釣り・フライフィッシングを学ぶ、「信濃おおまち野外塾」(大糸タイムスなど後援)は26、27の両日、市内で開かれた。塾長の横田純さんをはじめトッププロの講師たちが、歴史ある麻倉や豊かな自然を舞台に受講者を指導し魅力を伝えた。
 野外塾は「麻倉プロジェクト推進の会」が主催し、昨年に続き2回目の開催。ことしは全国から約50人が参加し、フライ(毛針)を作る「タイイング」から、さおを振って糸を飛ばす「キャスティング」の練習、鹿島川での釣りまでを楽しんだ。夜には地元食材を使った料理を囲む、交流会も開かれた。
ニュースポーツで交流 大糸タイムス杯 グラウンドゴルフ大会
 本社主催・第6回大糸タイムス杯グラウンドゴルフ大会(大町市グラウンドゴルフ協会主管)は27日、大町市運動公園陸上競技場で開かれた。市内から出場した23人が、誰もが楽しめるニュースポーツを通じ、交流を深めた。
 出場選手は好天に恵まれた北アルプス山麓で、和気あいあいとプレーを展開。男女個人の部24ホールと、ペアで競うフォアサムの部16ホールでそれぞれ優勝を目指した。ボールをホールポストに向けて打ち込み、ホールインワンが出ると大きな歓声が上がっていた。
海洋スポーツシーズン幕開け 大町市教委 B&Gで艇庫開き
  大町市教育委員会は27日、平木崎湖のB&G海洋センターで艇庫開きを行った。大町海洋クラブジュニアチームの子どもたちや保護者、市教委職員ら10人が集まり、海洋スポーツシーズンの幕開けを祝った。開設期間は9月23日まで。
艇庫前にはカヌーや1人乗りのヨット、救助艇などが並べられ、参加者が船首にシャンパン風味のジュースをかけ、シーズン中の安全を祈願した。期間中はカヌー大会や子ども用小型ヨットの大会などが開催され、市内外から集まった選手が北アルプス山麓をにぎわす。
ゆったり列車の旅 松川村村民号で横浜へ
 松川村民を対象に、JR東日本長野支社の団体専用列車「彩(いろどり)号」を利用して行うツアー「松川村村民号」が27日、行われた。今回は初めて横浜を目的地に運行。村民104人が参加し、列車でのゆったりとした旅を楽しんだ。
村民号は、村や観光協会、信濃松川駅を愛する会など9団体でつくる「いろどり号列車松川村民号実行委員会」(実行委員長=平林明人村長)が企画。運行は、同村の村制120周年を記念し、大糸線の利用促進にもつなげようと一昨年から始まった。これまで目的地を東京としていたが、参加者からの希望が多かった横浜が旅先に選ばれた。
大町病院 資格生かし再就職を 看護師・助産師の研修会
 市立大町総合病院で28日から、看護師・助産師の再就職支援研修会が始まった。免許を持ちながら職を離れている人が最新の情報を学ぶことで、再就職する手助けをする取り組み。本年度は秋にも実施する。
女性医療スタッフには、結婚や出産、子育てなどで職を離れる場合があり、その期間が長ければ、最新の情報に触れられなかったり、採血などの技術が衰えたりし、再就職への意欲が衰える場合がある。同研修会は、職を離れた資格所持者に最新の看護知識を学んでもらい、再び職に就く手助けをすることで、地域の医療スタッフ不足の解消につなげるねらい。最近では福祉現場からの研修要望もあり、院側では託児サービスなども備えて迎えている。
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5月の一覧

2012年5月30日(水)付